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18禁小説『紗々主人公の話(1)』

 紗々主人公のヒロピン小説、途中までです!
 タイトルはまだ決まっていないのでとりあえずこれで。
 1はまだヒロピンになってませんが、2でなります。今回は人留とのイチャイチャセックスがメイン。
 設定画は結局こっちの等身の高い方になりそうです。
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 撮影スタジオでライトの光を浴びながら、絆紗々は凛とした笑みを浮かべていた。
 革製のソファで長い脚を組み、たまに小首を傾げるとボブカットの黒髪がサラリと揺れる。
 男と変わらぬ長身、Hカップの豊満なバストと肉付きの良い尻と太もも。黒いノースリーブのセーターと白いジーパンという体にフィットする衣服のため、三十路の熟れた肉体がしっかりと目立っていた。
「絆先生が推理作家を志したきっかけを教えていただけますか?」
 テーブルを挟んで座った雑誌記者の男が問い掛けると、紗々は唇を指でなぞった。
「昔から小説を書くのが好きだったんですが、その頃は趣味止まりだったんです。でもある人に読んでもらったことでプロを目指すようになりました。彼に、もう一度読んでもらいたくて」
「その方は『我が愛しの名探偵』ですか?」
「ええ」
 紗々は過去を懐かしむように切れ長の目を細めた。
 三年前に推理作家としてデビューした紗々の処女作の献辞『我が愛しの名探偵に捧ぐ』は、ファンの間でちょっとした話題となっている。
 昨年著者近影を載せたところ単行本の売り上げが倍になったなどという噂が実しやかに語られているが、実際に彼女に会った者であれば信じてしまうことだろう。
 それほどに絆紗々という女はチャーミングであった。
 そんな紗々の『愛しの名探偵』という存在に下卑た興味を抱く者は少なくない。
 雑誌、小説夏川の巻頭記事用のインタビュー記者も、やはりそこは外すことができないようである。
「どんな方なんでしょうか?」
「素敵な人ですよ。強くて優しくて、地道な調査を得意とする、それでいて武闘派の名探偵……」
 惚気のような言葉を並べる彼女の頬が赤らんでいるのは、ライトの熱気のせいか否か。
 紗々はテーブルに置かれたミネラルウォーターで喉を湿らせると、少し困ったように微笑んだ。

 インタビューが終わると、紗々はソファの背もたれに背中を預け息をついた。
「お疲れ様でした、先生」
 ブラウンのスーツに銀縁の眼鏡が似合う青年が、そんな紗々に歩み寄る。
 彼は首縄尋夫。二十代半ばとまだ若いが優秀な編集者だ。
「ああ、うん。最近インタビューみたいな仕事が増えたなあ。誰かさんのおかげでね」
 紗々に著者近影を載せることを提案したのは、この敏腕編集者だ。
 そこから夏川出版は雑誌の巻頭特集などに紗々のインタビュー記事──というより写真を使うようになったのである。
 実際にそれで売り上げを伸ばしたのだから、首縄は確かに優秀なビジネスマンであると言えるだろう。
「ご不満ですか?」
「いや、写真数枚で読者が増えるのなら安いものだよ」
「写真はただの広告、先生の小説自体に魅力があるのは僕が保証します」
「ありがとう。まあ、インタビューはまだ慣れないんだけどね、緊張しちゃって」
「堂々としていらっしゃいましたが。緊張しているようには見えませんでした」
「それなら良かった」
 紗々は苦笑し、頬を掻いた。
「ところで、先生の愛しの名探偵はお忙しいのでしょうか?」
「忙しいよ。今日は浮気調査、昨日はペットの猫探し」
「はあ」
 とても名探偵とは言えないような仕事のラインナップに、首縄は気の抜けた声を上げる。
「そういう依頼をきちんとこなすから、人留君は名探偵なんだよ」
 紗々は恋人の顔を思い描き、笑みを浮かべた。
 紗々の愛しの名探偵、人留献也。
 人留探偵事務所を営む彼は紗々と同棲中の恋人だ。
 一人で事務所を切り盛りしているため、依頼も雑事も全て所長である人留がこなしている。
「あの」
「うん?」
 首縄は一つ咳払いをすると、わずかに目を泳がせた。
「人留さんがお忙しいのでしたら、夕食をご一緒しませんか? 先日入ったイタリアンのお店の雰囲気が良かったもので」
 普段は隙を見せない青年の赤らんだ顔を見つめ、紗々は目を細めた。
「ごめんね、今日は私が夕食を作る日だから」
「そうですか」
 首縄がガクリと落とした肩を、紗々は軽く叩く。
「もっと若い子を誘いなよ。ほら、あのカメラマンのアシスタントの子とか可愛くない?」
 機材の撤収をしている若々しい少女を視線で追う紗々に、首縄は溜め息をついた。
「夕飯は一人で済ませます」
「あ、お店の名前だけ教えてくれる?」
 追い打ちをかけられ、首縄は頭を押さえることしかできなかった。

 海の近い商店街に佇む二階建てのコンクリートビル。
 その上階の半分が人留探偵事務所、もう半分は二人が暮らす居住スペースである。
「ただいま」
 ドアを開け、紗々は夕日の差す事務所に足を踏み入れた。
「ああ、おかえり」
 窓を背にしたデスクで書類整理をしていた大柄な男、人留が顔を上げる。
 190センチを超える長身に鍛えられた筋骨隆々な体躯をワイシャツとスラックスに包んでいる彼は、茶色の髪をオールバックにしており一文字に引き結んだ口の周りに無精ひげをたくわえている。
 そんな迫力のある熊のような大男が紗々の愛しの名探偵だ。
 紗々は来客用のソファに腰を下ろすと、ローテーブルに置かれた雑誌に目を留めた。
「わ」
 間の抜けた声を上げ、口を押える。
 雑誌の表紙を自らが飾っているのだから、紗々は気恥ずかしくなってしまう。
「今月の小説夏川だ」
「見れば分かるよ。そういえば、前の写真が載るのってこれだったか」
「表紙と連載小説だな」
「うん、私は作家だよ? 表紙はついで、単なる広告」
 紗々は足を組み、背もたれに腕を回す。
「俺の前ではしない顔だな」
 人留は書類を見たままぽつりと口にする。
「表紙のこと? そりゃそうだよ、よそ行きの顔だもん」
 紗々は立ち上がり、人留に歩み寄るとその頬にキスをした。
「書類、今じゃなきゃ駄目?」
「駄目じゃない」
「じゃあさ」
 細い指が人留の厚い胸板をワイシャツ越しにゆっくりと撫でる。
「君にしか見せない顔、させてよ」
「ああ」
 人留は向かい合うように紗々を膝に乗せ、唇を合わせた。
 啄むようなキスを何度も交わすと、人留の膝を跨いでいた紗々の股間が熱くなっていく。
「ん、ちゅ……」
 紗々が小さく口を開けた瞬間、人留は分厚い舌を滑り込ませる。
「んふ……、う、ん……」
 舌を絡ませ合い、互いの唾液を味わうと、甘美な快楽が湧き上がってくる。
 いつの間にかされるがままになっていた紗々は、ただ人留の背中に手を回し、ワイシャツを掴むしかできない。
 ディープキスの勢いに任せ、人留は紗々の身体をデスクに押し倒した。
 そこでようやく唇を解放され、紗々は「ぷはっ」と酸素を吸い込む。
「はあ……、激しい……」
 とろんとした瞳で自分を見上げる紗々に、人留は告げる。
「今日は、俺の好きにするぞ」
 その宣言は紗々の子宮まで届き、全身を熱くさせた。
「うん、して?」
 人留は慈しむように節くれだった指で紗々の頬を撫でる。
「全部、俺のものにしたい」
「君のものだよ、あの日から」
「俺に見せない顔があるってのが、耐えられないんだ」
「そう言うからには、君だって私のものなんだよね?」
「当たり前だろ、骨の髄までお前に捧げる」
 普通ならば言うのも聞くのも恥ずかしくなるような言葉の数々だが、二人は日常会話のように紡ぎ合う。
 紗々のセーターを捲り上げ、黒いレースの付いたブラジャーを露わにすると、人留は零れ出しそうな豊乳に舌を這わせた。
 ふるふると震える白い肌がしっとりと舌に吸い付く。
 深い谷間に顔を埋めて甘い果実のような香りを吸い込んだ人留は、興奮気味にブラジャーのカップをずり下ろした。
 ぶるんっとボリュームのある乳房が勢いよく溢れ出す。
 柔かい双乳はダイナミックに揺れ、先端を上に向けた。
 経産婦のもののように大粒の乳頭はすっかり硬く勃ち上がっていた。
 人留は乳房を搾るように強く掴んだ。
「あっ!」
 乱暴な手付きに、紗々は声を上げる。
 指の隙間から零れる乳肉がいやらしい。
 人留は乳房の頂を擦り合わせ、両の乳首にしゃぶり付く。
 グミのような感触の乳頭を優しく噛み、舐め、再び歯を立てる。
 胸からじわじわと湧いてくる快感は子宮に蓄積していき、紗々の股間を濡らす。
 唾液でてらてらと光る乳房を放すと、人留は口元を拭い息をついた。
 そして切羽詰まった様子で紗々のジーパンと下着をまとめて脱がせる。
 濃いめの陰毛に包まれた女性器はメスの匂いを纏い、淫らな汁でぐちゃぐちゃになっていた。
 乳首同様大粒のクリトリスは、既に勃起している。
 人留は太い人差し指をぽってりとした媚肉の間に沈ませた。
 くちゅっと音を立てて指を受け入れた秘所は熱く柔かい。
 生娘のようなきつい締め付けはないが、人留を暖かく包み、優しく愛してくれる肉壺である。
 人差し指をぐるりと回して中を広げていき、頃合いを見計らって中指も挿入する。
 二本の指をぬぷぬぷと出し入れすると、紗々は身体を震わせ「ふうん……っ」と鼻にかかったような声を零した。
「びちょびちょだ」
 人留は根元まで濡れた指を引き抜き、紗々の眼前に突き付ける。
「そうだよ、だから早く……っ、人留君のおちんちんちょうだい……っ」
「ああ……」
 人留は頷くと自らのズボンのベルトを外して、勃起ペニスを取り出した。
 太く逞しい肉棒は天を仰ぎ、ビクビクと脈打っている。
 赤黒い巨根を紗々の秘部に押し当て、人留は大きく息を吸い込んだ。
「く、うっ」
 ぐっと力を込めて腰を押し付けると、デスクの上の紗々の身体が跳ね上がった。
「くひいっ!」
 指とは比べ物にならない質量を受け止め、紗々の肉穴はみちみちと広がり肉壁はうねる。
「ふー……、絡み付いてくるな、お前のナカは……っ」
 人留は歯を食い縛り、こめかみに汗を浮かべ、腰を最奥まで進めていく。
 亀頭が肉の袋を押し潰す感覚。
「おおっ! し、子宮まで、きてるうっ!」
「ああ、お前の子宮の感触を、確かめてる……っ」
「人留君のおちんちんで子宮ノックしてえっ!」
 紗々はうっとりとした表情で、乱暴なピストンを望む。
「っ!」
 その言葉で人留のモノは更に硬度を増し、ぐりぐりと女の大事な器官を刺激する。
「んおおっ! おちんちん硬いいっ! それに、熱いよおっ!」
「お前のナカが気持ち良くて……っ、いくらでもセックスできそうだ……っ!」
 人留は紗々の腰をガッチリと掴むと、抜ける寸前までペニスを引いた。
 紗々は内臓を引きずり出されるような感覚に呻く。
 人留はそんな恋人をギラギラとした瞳で見下ろしながら、ピストン運動を開始した。
「んんっ!」
 紗々は目を白黒させ、身体を強張らせた。
「ふうっ、ふう……っ!」
 人留は息をつきながら、貪るように紗々の膣壁を抉る。
「おっおっおっおっ!」
 紗々の胸の双乳がリズミカルに揺れる。
 腰と尻がぶつかり合う乾いた音と膣内から響く水音、そのコントラストが情欲を煽った。
 何度も何度も子宮を押し上げられ、紗々の意識は途切れそうになる。
 涎と涙を垂らし、汗塗れになって、人としての尊厳などかなぐり捨ててしまいそうになる。
 一匹のメスになり果て、ただ愛しい男の肉棒を受け入れる穴となりたい
 そんな願望を胸に抱く。
 それは人留も同様だ。
 紗々を自分だけの密壺として、どこにも出さず、誰にも見せず、その身体を味わい尽くしたい。
 願望などという生温い言葉ではなく、人留は本能で紗々を求めていた。
「ふうう……っ、うっ!」
 張り詰めた肉棒で一際強く貫く。
 亀頭が子宮にめり込み、一拍置いて白濁液をぶちまける。
「ほひいいいいっ!」
 無様な声を上げ、紗々は犬のように舌を突き出し白目をむいた。
 熱い粘液が子袋を責める。
 膣襞の一つ一つまで染み込む精液に身体の内を焼かれ、紗々の細胞全てがオスに屈服する。
 身体に、心に、女の本能に、人留の存在が刻み込まれる。
 人留は一滴も残すまいと精液を搾り出し、愛する女にマーキングをした。
 これは俺のものだと、何度も確認するように亀頭を擦り付けた。
 満足するまでその行為を続けると、人留はようやく紗々の膣内から萎えた肉を抜き去った。
 ごぷりと溢れ出す子種。
「あ……、出ちゃう……っ」
 紗々は名残惜しそうに膣口を閉めようとするが、巨根に広げられた肉穴はすぐには戻らない。
 ぽたりぽたりと床にしたたり落ちる精液の生臭さで、二人は少しずつ現実感を取り戻していく。
「はは……、人留君ってば、出し過ぎ」
 照れ笑いを浮かべながら、紗々は身体を快楽の余韻で小刻みに跳ねさせた。
「危険日、だったか?」
「まだだよ」
「そうか」
 人留は残念そうに返す。
「分かってて中に出したんじゃないの?」
「いや、孕ませるつもりだった」
「もお……」
 紗々は苦笑し、精液で満たされた下腹部を撫でた。

 翌日、朝食のトーストを食べ終えた紗々は立ち上がった。
「どこか行くのか?」
 人留に問われ、頬を掻く。
「あっちの仕事」
「長西さんに呼ばれたんだな」
「うん、丁度締め切りも明けたし」
「断れないのか?」
「難しいかな。まあこれも、絆家当主の運命ってやつだよ」
 紗々は眉尻を下げ、弱々しく笑った。

 紗々がやってきたのは市内にあるオフィスビルだった。
 ガラス張りの二十階建てのビルは某大企業のものである。
 紗々は受付の若い女に自分の名を告げ、「会長に取り次いでもらえますか?」と簡潔に済ます。
 受付嬢は怪訝そうな顔をすると内線で連絡を取り、紗々を通した。
 エレベーターで最上階の会長室に向かいながら、紗々は髪を指に絡ませる。
 絆紗々──推理作家、その裏の顔は絆家当主。
 人神村を治める絆家の長である。
 人神村は、既に地図から抹消されているが。
 エレベーターが止まって扉が開き、ワンフロア全てを使った会長室に足を踏み入れる。
 広々とした部屋に置かれた年代物の高級ソファとローテーブル、その向こうには重厚なデスクがあり、グレーのスーツを着た白髪の老紳士が座っている。
「やあ、紗々君」
「お久しぶりです、長西さん」
 恭しく頭を下げる紗々に微笑むと、長西学は低くよく通る声を投げかける。
「推理作家として活躍しているようだね」
「おかげさまで」
「今日は絆家当主としての仕事を頼みたい」
 絆家当主に課せられた忌まわしい因習を葬るため、紗々は長西に魂を売った。
 表向きは大企業の会長だが、裏社会を牛耳る首領と呼ばれるこの男に。
 その代償として、長西の手駒となり裏の世界に身を投じることとなったのだ。
 裏社会の厄介事を、長西の名前を出さず、あくまで個人として片付ける。それが紗々というトリックスターの役割だ。
 著者近影を載せたのも半分はそのためである。
 物好きな推理作家が個人的に裏社会に足を踏み入れた、そう思わせるのだ。
 つまり『何か』が起こっても長西の名は出せない、力を借りることもできない。
 『推理作家の絆紗々』として死ぬこととなる。
「ストレイドッグスコロシアム、というのを知っているかね?」
「野良犬の闘技場……、地下格闘場でしたか」
「ああ、そうだ。ルール無用、ファイターの生死は問わず、観客たちが勝敗に金を賭ける、そんな場所だ」
 長西は息をつくと、背もたれに背中を預けた。
「野良犬と呼ばれる挑戦者がコロシアムの主である金井の飼い犬と戦い、観客は残酷なショーを楽しみながらギャンブルに身を投じている。そこまではいい。しかし、あれは借金を抱えた一般人を野良犬にしたりと、やり過ぎた」
「だから、潰せと?」
「一般人を巻き込むのはいけない。裏社会には裏社会なりの秩序が必要だ、裏と表を分けるためのね」
「存じております」
「ストレイドッグスコロシアムを盛り上げているのは、金井の飼い犬の中でも狂犬と呼ばれる男だ」
 長西は顎を撫で、小さく笑った。
「野良犬が狂犬を倒せば混乱が生じ、金井の面子も潰れる」
 紗々は頷き、長西がデスクの引き出しから取り出した茶封筒を受け取った。
「情報はそこにある」
「ありがとうございます」
 紗々は一礼すると、エレベーターへ向かった。
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  1. 2020/04/01(水) 20:36:53|
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