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18禁小説『好奇心の産物』

 以前書いたものの修正版です。そろそろ新しい話を書かねば…。
 千夜で触手プレイ、鼻フック、アナル産卵など。


『好奇心の産物』

 化物が、いるのだそうだ。
「はあ?」
 千夜は眉間に皺を寄せ、首を傾ける。
「いるんだってさ、この学校に」
「化物が?」
「そうそう」
 風切は笑いながら頷く。この様子だと彼自身信じてはいないらしい。
「変な噂だね。幽霊とかならまだしも化物って、漠然とし過ぎ」
「新しい生物教師がマッドサイエンティストで、キメラとか作ってるって聞いたぜ」
秋葉が説明を加えるが、彼も噂を楽しんでいるようだ。
「くだらん」
 冷奈が一言で切り捨てる。
 ――ま、鷹川さんの言う通りだな。
 千夜は笑った。
「ちゃんとした研究施設でならともかく、生物室でキメラ作ってたらびっくりだよ」
「でも千夜、日直だからこれから生物室にノート持っていくだろ? 気を付けろよ」
 沢村は相変わらず心配性だ。
「俺もついていくぜ? 重いだろうし」
「君はバイトがあるでしょ。一人で大丈夫だよ」
 千夜はそう言うと、教卓の上に重ねられたノートを取りに行った。

 北校舎の生物室には誰もいなかった。
 千夜は教卓にノートを置き、生物準備室へのドアを見つめる。
「化物なんて、ありえないけどさ」
 とはいえ、彼女にも好奇心というものがある。
「先生いないみたいだし、ちょっとだけ見ちゃお」
 丁度そのドアには鍵が掛かっていなかった。千夜は周りを確かめ、こっそりと中に入る。
「ふーん」
 準備室にはホルマリン漬けの生物標本などが置いてあった。
「いつかみたいに胎児のホルマリン漬け、なんてのはないみたいだけど」
 忌わしい事件のことを思い出し、そろそろここを出ようと背を向けたときだった。
「っ!」
 何かに足を絡め取られ、千夜はその場に倒れ込んだ。
「な、なに……」
 うつ伏せになりながらも、足を絡め取るモノに顔を向ける。
「これ、は……」
 緑色で半透明の触手が、彼女の足に巻き付いていた。
 ――まさかこれが、化物……?
 そう思っている間に天井からぬるりと下りてきた触手が千夜の腕にまで絡み付き、海老反りの体勢で宙吊りにする。
「なに、する気……」
 震えた声に、触手は答えない。
 宙吊りにされ、体重を支える足と腕がギシギシと悲鳴を上げた。
「痛い、よ? 下ろして?」
 人語を解するかは不明だが、千夜は必死でそれに語りかける。
「ねえ、ねえってば」
 触手は理解していないのか無視しているのか、やはり答えることも彼女を解放することもない。
 千夜の目の前に、手足を拘束しているものより細い触手が下りてきた。
 その先端が二つに分かれたかと思うと、千夜の鼻腔に入り込む。
「ふ、ふがあっ!」
 鼻まで吊り上げられ、千夜は目を白黒させる。
「ふご、にゃ、にゃにを……、んぐっ!」
 更に、口を一杯にするほど太い触手が口に侵入してくる。
「んんっ、んーっ!」
 ――息が、できない……。
 千夜がもがいても、触手はびくともしなかった。
 端正な顔は惨めなものになっている。
 鼻は豚のように上を向き、空気の漏れ出る隙間すらない口内には呼気が溜まり、頬がぷくりと膨らむ。
 千夜が苦しさに目を見開いていると、ビュルルルッと音を立てて触手から放出されるものがあった。
「っ! ーっ!」
 彼女の悲鳴は声にならない。鼻にはビー玉ほどの大きさのゼリー状の玉が吐き出され、口にはどろりとした粘液が勢いよく流れ込む。
 ――苦しい苦しい苦しいっ! 死ぬっ!
 それは一分ほど続いただろうか。玉が鼻腔内を無理矢理通っていく感覚に、千夜の体は震えた。
 そして喉に流れ込む粘液を吐き出すことも許されない苦痛。
 千夜は恐怖と苦しさのあまり、小便を漏らした。
 ピンク色のパンティーを黄色く汚し、尿が床に水溜りを作る。
 放出が終わったのか鼻と口から触手が抜け、しゅるるる、と天井へ戻っていった。
「はーっ、はーっ、はー……っ」
 千夜は涙と鼻水と涎を垂らして、荒い息をつく。
「くる、しい……」
 胃の辺りに圧迫感があった。
 何かが中で膨張している、そんな感じだ。
「まさか……」
 先ほどの玉は卵なのではないかという考えに思い至る。
 そう、例えば粘液と反応して大きくなるような。
 思い浮かんだのは魚類の生殖だ。卵に精子をかけ、受精するという生殖法。
「まさか、そんなはず、ない、よね……?」
 だとしたら自分の胃の中で化物の卵が受精する。そして……。
「ひ、いや……」
 千夜が恐怖で頭をいっぱいにしていると、別の触手が器用にパンティーを脱がせていった。
 そして、きゅっと窄まった肛門を四方から広げてしまう。
「お、お尻の穴っ!」
 腹の中の卵が、ごろりと腸に移動する感じがあった。
「お、お尻から、産まなきゃいけないの……?」
 千夜の顔がさーっと青褪める。
 恐れている間にも卵はどんどん大きくなり、出口を求めてどんどん腸に移動していく。
「うぐ……、くる、しい……」
 まるで、酷い便秘を体験しているようだった。
 卵は腸を進んでいくが、そのスピードは遅い。
「ご、ごんなぐるじいの、むりい……」
 この苦しみから解放されるには、どうすればいいか。
「んぐ、ぐ、ぐ……」
 千夜は大便をするときのように気張った。
 とにかく早く出してしまうことだという考えに至ったのだ。
「ふーっ! ふーっ!」
 目を見開き鼻を膨らませ、みっともない顔を晒しながら卵を産むべく力む。
「出ろ、出ろお……っ!」
 腸を押し広げながら、卵が進んでいく。
 ポンッと、どこか間抜けな音がした。
「で、出たあ……」
 千夜の広げられたアナルから、野球ボールほどの大きさになった緑色の卵が飛び出した。
 それは粘液に塗れており、べちゃっと音を立てて床に落ちる。
「はあ、はあ、全部、出さなきゃ……」
 千夜は更に力を込め、卵をひり出していく。
 スポンスポンスポンッと、連続して飛び出す卵。
 排泄時の快感を何百倍にもしたような感覚が千夜を襲った。
「ふおおおおっ! た、たまごおっ! 産卵ぎもぢいいっ!」
 およそ女子が出すとは思えないはしたない声を上げ、千夜は産卵を続ける。
 ちゅぽんっ、と最後の一つがアナルから飛び出すと、触手はもう千夜に用はないとばかりに彼女を床に落とした。
「はー、はー……」
 体力を使い切った千夜は起き上がることもできず、ただ荒い息をつく。
 酷使されたアナルはぽっかりと開き、ぷすぷすと屁を漏らしている。
「はは、こんなの……、夢だ……」
 千夜は虚ろな目で呟き、意識を失う。
 卵を掻き集めた触手は、天井へと消えていった。
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2017/12/29(金) 20:59:45|
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