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18禁小説『金属バットの殺人鬼』

 実験的に書いた僕あまのスピンオフ小説です。
 変身ヒロインモノでシリーズタイトル通り千夜が魔法探偵に変身して殺人鬼に犯されたり、風切とイチャイチャセックスしたり。
 設定は改めてアップします。
 殺人鬼のプロフィールなど、リサイクルしたところもあります。サブタイもです!
※3/11、誤字修正しました。


『金属バットの殺人鬼』

 海戸千夜は晴常高校の有名人だ。
 ショートカットの黒髪に凛々しい顔立ち。晴常高校一の大きさを誇るバストに肉付きの良い尻。ニーハイソックスとプリーツスカートの間から見える太ももはムチムチとしていて扇情的である。
 更に全国模試一位の常連なのだから、目立たない方がおかしいと言えるだろう。
 校門をくぐり、白く洒落た校舎に向かう千夜を見つめる男子たちは溜め息をついた。
「海戸さんと付き合いてー」
「無理だろ。でも、おっぱいぐらい触ってみてえなー」
「おいおい、ぶん殴られるぞ、あいつに」
 『あいつ』というのは……。
「おはよ、風切君」
「おう、千夜」
 千夜が声をかけたのは、肩ほどまでの金髪を後ろでまとめた男子生徒、風切誠助だ。
 背が高く、程良く筋肉の付いた彼は千夜の恋人である。
 中学時代は不良として有名で、高校に入ってから丸くなりはしたものの、喧嘩を売ってきた相手に関してはその全て返り討ちにしてきた猛者である。
「風切君、今度映画観に行こうよ」
「いいぜ、どんなやつだ?」
「えっとね、ゾンビと改造人間が戦う話」
「確実にB級じゃねえか」
「B級ホラー面白いよ? あ、でもおじいちゃんの小説が映画化するとかで試写会のチケットもらったし、そっちからかなあ」
 彼女の祖父は推理作家である。共に暮らしてはいないが千夜のことを気にかけ、よく推理小説や映画のDVDを送ってきてくれた。
「ああ、そうだな」
「うん!」
 二人はそんな会話をしながら三年一組の教室に入った。
「よー、風切、千夜」
 窓際の席から二人に手を振っているのは、ひょろりと背が高く分厚い眼鏡をかけた男子生徒、秋葉貴弘。
「はよー、秋葉」
「おはよ、何読んでるの?」
 風切は秋葉の前の、千夜は風切の隣の席に座り、親友である秋葉が読んでいるカバー付きの本に目をやる。
「魔法少女ミルキーピーチ」
 彼はキリッとした表情でタイトルを告げ、ぐっと拳を握り締めた。
「二次元こそ至高だぜ!」
「お、おう……」
「へー」
 風切は若干呆れたようだが、千夜は少し気になるといった様子。
「千夜って魔法少女とか興味あったっけ?」
 秋葉の問いに、千夜は微笑む。
「子供の頃に憧れはしたかな」
「女子ならそうだよな」
 秋葉は頷き、「そういや」と手を叩く。
「最近殺人鬼が出るだろ、この辺」
「ああ、金属バットで撲殺ってやつか」
 この一週間で三人もの若者が殺されており、ニュースだけでなくワイドショーや週刊誌でも取り上げられている。
「金属バットの殺人鬼、ね」
 千夜は唇をなぞった。
「千夜って塾とかで帰り遅くなるんだろ、気を付けろよ」
 秋葉はそれが言いたかったらしい。
「そうだね、ありがとう」
「秋葉も気を付けろよ、バイト遅い時間だし」
「お前もなー」
 そこで始業のチャイムが鳴り、その話は終了となった。

 六時間目の終わりを告げるチャイムが鳴り、教師が出ていくと千夜は鞄を手に立ち上がった。
「もう帰るのか?」
「うん、ちょっと用事」
「俺も」
 風切も同様に鞄を手にすると、千夜の手を握って教室を出て行く。
「用事って、デートじゃねえの?」
 二人を見送った秋葉はニヤニヤと笑いながら呟いたが、そうではない。
 廊下を足早に歩く二人は、小声でやり取りをする。
「もう分かったのか?」
「うん、金属バットの殺人鬼は、この学校にいる」
 千夜は真剣な表情でそう言うと、「ふー」と息をついた。
「今、殺意を感じるのは……、体育倉庫だね」
 彼女には殺意を感知する力がある。――だがそれは、秘密の一つに過ぎない。
 運動場の片隅にある小さな体育倉庫の戸を、風切は勢いよく開け放った。
「ん?」
 こちらを向いたのは、小柄な少年だった。学ランの詰襟に二年生であることを示す学年賞を付けている。
 そしてその手には、金属バット。
「えっと、海戸先輩と風切先輩ですよね? 何でこんな所に……」
「君は……」
「関谷といいます」
「関谷君、そのバットで、今日は誰を殺すつもりかな?」
 千夜が一歩踏み出すと、関谷は一歩引いた。
「やだなあ、僕はパシられてるだけですよ、練習用のバットを取ってくるようにって。何でそんなこと言うんですか?」
「殺意を感じるから。――クローズドサークル、発動」
 千夜は名探偵が犯人を指摘するように、人差し指で彼を差した。
 その瞬間二人の周りを光が包み、その姿を手品のようにかき消す。
 残された風切は両手を握り締め、奥歯を噛み締めた。

「ここは……」
 関谷が目を開けると、豪奢な洋館の応接間のような部屋にいた。
「現実ではない空間。そう思ってくれればいいよ」
 ソファに座った千夜が足を組む。
「現実ではない? というか、先輩、その格好……」
 先程までブレザー姿だったはずの千夜は、不思議な服をまとっていた。
 ブラウンのキャスケット、胸を強調する白いブラウスに赤いリボン。二の腕まである革製の手袋に、帽子と同じ色のコルセットとミニスカート。
 どこか、探偵を思わせる配色だ。
「今の私は、魔法探偵だから」
「魔法、探偵……?」
「そう、君の殺意を回収する」
「よく分からないけど……」
 関谷はニヤリと笑った。
「なんか、ここに来てからムラムラするんですよね」
 彼は千夜へにじり寄ると、その肩を掴みソファに押し倒した。
「そういう場所だからね」
 千夜の頬を一筋の汗を伝うが、関谷を拒む様子はない。
「あれ、ヤらせてくれるんですか? そういうことですよね、抵抗しないってことは!」
 そう言って関谷は乱暴にブラウスの前を開き、彼女の豊満な乳房を眼下に晒させた。
「う……」
 屈辱のためか千夜の頬が赤く染まる。
 しかし、彼女はその行為を受け入れた。
「魔法何とかって言うからよく分からないビームとかで倒されちゃうのかと思ったけど、ただヤらせてくれるだけなんですね。何がしたいんですか?」
 殺人鬼は欲望で目をギラギラと光らせ、千夜の柔かい双球を鷲掴みにした。
「別に、私は何かしたいわけじゃない。君の好きにすればいいよ」
 千夜はそう言うと、唇をきゅっと引き結んだ。
「ま、ラッキーなのかな。あの海戸先輩とセックスできるんだから」
 節くれだった指が、グレープフルーツほどもある乳房に食い込む。
「う、ん……」
 その感触に、千夜の口から小さな声が漏れた。
「凄い弾力ですね、海戸先輩のおっぱい……」
 乳肉はしっとりと彼の手に吸い付いてくる。激しく揉みしだくと形を変え、元に戻ろうとその手を押し返す。
 その内に千夜の身体に変化が現れ始めた。
 全身が火照り肌が赤みを持ち、薄ピンクの乳首がピンと尖る。
「はあ、あ……」
 トロンとした瞳には、涙が溜まっていた。
「先輩エロいなー。乳首、弄ってあげますよ」
「ひ、やあっ!」
 関谷が両の乳首を摘みぐいっと乱暴に引っ張ると、乳房は重力に逆らって持ち上げられ、その重みが全て乳頭にかかる。
「い、いたい……っ!」
「好きにすればいいって言ったのは先輩ですよ?」
 意地の悪い言葉に千夜は唇を噛んだ。
「ま、そろそろちんこ勃ってきたんでやめてあげますけど」
 関谷が摘んでいた乳首を離すと、乳房はダイナミックに揺れながら三角錐状から元の形に戻った。
「先輩がエロいから、こんなになっちゃったよ」
 彼はズボンのチャックを下ろし、すっかり勃起したペニスを取り出した。
 千夜のスカートをめくってピンクのパンツを脱がせると、薄く毛の生えた恥丘とつるつるの媚肉が露わになる。
 サーモンピンクの綺麗な割れ目から、トロリと愛液が溢れ出した。
「はは、感じてるんだ。じゃあ、もう挿れちゃっていいですね!」
 関谷は千夜の足を抱え上げると、秘唇に亀頭を押し付けぐっと貫いた。
「ん、ああっ!」
 千夜の背中が反り、ビクンと身体が跳ねる。
「あっ、あっ! いやっ、うう……っ!」
 泣き声を上げるが、膣は関谷のモノを受け入れていった。
 膣壁が肉棒を締め付けながら奥へ奥へと誘い、熱く絡み付く。
「あー、俺初めてだし、こんなに気持ちいいとすぐイッちゃいますよ! 中出ししますからね!」
 興奮で上ずった声と共に、彼は腰を打ち付ける。
「うっ、くうっ! ひ、ん……っ!」
 千夜の瞳に溜まっていた涙が溢れるのと同時に、膣内でペニスが大きく脈打った。
「いやあああっ!」
 子宮を目掛けて放たれた精液の熱さに、千夜は泣き叫んだ。
「ふう……、う……っ」
 射精の快感に浸る間もなく、関谷は頭を抑えた。
「はあ……、殺意の回収、できた……」
 千夜の中に彼の『殺意』が、欲望の解放と共に流れ込んでくる。

 関谷は気の弱い子だった。
 だからだろう、よくいじめられた。
 小学生の時には靴を隠され、中学生の時には弁当に虫を入れられ、高校生の時には暴力を振るわれた。
 強者が弱者を痛め付ける。それは水が高所から低所に流れるように当たり前のことだった。
 ――自分がもし、強ければ……。
 そんなことを考えながらも、関谷は弱者という立場から抜け出せずにいた。
 その日も、クラスメートから殴られ、蹴られていた。
 逃げ込んだ体育倉庫にあった金属バットが目に入る。
 体育倉庫の扉がこじ開けられようとした時、関谷は思った。
 ――今なら、抜け出せる。
 彼は入ってきたクラスメートの頭に金属バットを振り下ろした。
 血飛沫を浴び、悲鳴を聞き、関谷は弱者の特権に酔いしれた。
 他人を傷付けるという、強者の特権に。

 二人の姿が元の体育倉庫に再び現れる。
「千夜!」
 制服姿に戻った彼女を、風切が抱き留める。
「終わったよ。彼はもう、人を殺せない……」
「何を、言って……」
 関谷は一瞬ふらついたものの、足元に落ちていた金属バットを拾い上げた。
「ふざけるな!」
 千夜に向かって振り上げられたバットは空中で止まり、震える手から落ちた。
「何で……」
 『あちらの世界』で精液を放った相手の『殺意』を回収する。
 それが魔法探偵としての力だ。
 殺意を奪われた関谷はもう殺人鬼ではない。人を殺すことに恐怖を覚え、自らの罪に恐れ慄く人間だ。
「どうしよう、どうしよう……」
 彼は頭を抱え、ぶつぶつと呟く。
「とにかく、警察、行かなきゃ……」
 ふらふらと体育倉庫を出て行く関谷は、自首しに行くのだろう。
「大丈夫か、千夜……」
「うん……。そうだ、そのマットの向こうに、死体を隠してる」
「マジかよ」
「それは、警察に任せよう」

 少し千夜の過去の話をしよう。
 千夜は父親を知らずに育った。
 子供の頃、母は千夜にこう言った。
 ――お父さんはね、お星様になったのよ。
 ああ、父は死んだのか、と子供心に思った。
 たまに遊びに来てくれる祖父はとても優しく、父の日に幼稚園や小学校で絵を描かなければならない時は彼の絵を描いた。
 叔父も千夜を気にかけ、よく遊んでくれた。
 母は厳しくも優しく、愛情を注いでくれた。
 金銭的な苦労もしなかった。決して不幸ではなかった。
 むしろ幸せだった。
 愛されて育った彼女は、父も同様に自分を愛してくれていたのだと信じ込んでいた。
 そう思えば、父の不在も些細なことに思えたのだ。
 だがそんな幸福は、ピアニストの母がコンサートに行く最中事故で他界したことから崩れ始める。
 葬儀の後、祖父と叔父は千夜のマンションでこれからのことを話し合っていた。
 疲れとショックで一人早めに眠った千夜だが、ふと目が覚めた時、その会話を聞いた。
「あの男に知らせるべきじゃねえか?」
「いや、もしあれが千夜に会いにきたらどうする」
「でも、父親なんだぜ? 会いに来るべきだろ」
 父は、生きている。
 思えば気付くべきだったのかもしれない。父の名前すら口には出さない母に、叔父に、祖父に、不信感を抱くべきだったのだ。
 今という時代はとても便利だ。千夜は戸籍謄本を取り寄せ、初めて知った父の名前をインターネットの検索ボックスに打ち込んだ。
 エンターキーを押して出てきたのは、大学のホームページだった。彼の名と写真は講師一覧の中にあった。
 どこにも故人という表現は見られない。ホームページは最新のものだ。
 ――やっぱり、生きてるんだ。
 千夜はすぐその大学へ向かった。幸いというべきか、電車で一時間ほどの所にある大学だったのだ。
 大学内で迷っていた千夜に声をかけてきたのは、偶然にも写真で見た父だった。
「あの、私……、千夜です。貴方の、娘の……」
「ああ、千夜か」
 父が自分の名前を呼んでくれた。
 それが嬉しかった。
 きっと何か理由があって共に暮らせなかったのだろう。父は自分を愛してくれている。そのはずだ。
 ――父親が娘を愛するのは、当たり前のことだ。
 愛されて育った少女は、そう信じて疑わなかった。
「私には家族がいるから、会いに来るな。迷惑だ」
「え?」
「もう、来るんじゃない」
 父はそれだけ言うと、去っていった。
 ――何で? 家族ってなに? 私は、家族だろ? 娘なんだから。
 何かの間違いだったのかもしれない。
 まだマンションに滞在していた祖父に、大学でのことを打ち明けた。
「それは人違いだったんだろう。お前の父親は別の人で、千夜のことを愛してくれているよ」
 そう言われるものだと、思っていた。
 だが、祖父は苦々しい表情を浮かべ全てを語る。
 父が母に暴力を振るっていたこと。
 母が千夜を連れて逃げたこと。
 その後、父が再婚したこと。
 祖父はもうあの男と関わらないように言った。
 千夜は頷いた。
 だが、一度ついた殺意の炎は消えることはなかった。
 ――娘を愛さない父親なんて、死ねばいい。
 その気持ちが、いつも心の中にあった。
 ――いや、死ねばいい、じゃない。私が、殺してやる。
 そう思い始めた数日後、千夜に変化が現れた。
 他人が抱いている殺意を感じ取るようになったのだ。
 それはまるで、肉食獣が獲物の存在を察知するような感覚だった。
 千夜は混乱しながらも祖父に電話をした。
 彼は「そうか……」と溜め息をつくと、重い口調で話してくれた。
 海戸家の女のみに現れる力、それが殺意の感知能力なのだと。
 勿論全ての女子に発現するわけではない、ごく稀にそういうことがあるという程度のものである。
 また、その力を持った者には更なる能力が宿る。
 殺意を抱く者を別次元に閉じ込め、相手の精液を摂取することによる殺意の回収
 海戸家に受け継がれてきた書物に記された『魔法探偵』の話を祖父も信じてはいなかった。
 だが、千夜は確かにその力を受け継いでいたのだ。
「そんなものは無視すればいい。年頃の娘には、重過ぎる……」
 祖父の声は震えていた。
 その運命を受け入れば、殺人鬼に犯されることになるのだから。
「ううん、私は魔法探偵になる」
 千夜はそう答えた。
 他人の殺意を知りたい。知ることで、自分が抱く殺意に対する答えが見出せるのではないか。
 殺すことが正しいのか、許すことが正しいのか、それを知りたい。
 そのために、千夜は過酷な道を歩むことに決めたのだ。
 千夜一人では、その運命に耐えることはできなかっただろう。
 しかし風切が側にいた。
 受け止め、救ってくれる男がいたのだ。

 千夜の住むマンションの一室で、二人はソファに座り身を寄せ合っていた。
 あの世界での性交は現実の出来事ではない。妊娠することもなければ、負った傷が残ることもない。
 それでも、心に負った傷は癒えるものではない。
 愛してもいない男に犯された記憶は、心に刻み込まれていた。
「風切君」
「ん?」
 千夜は風切のカッターシャツを握り締め、その目を見つめた。
「抱いてほしい……」
「俺も、お前を抱きたい」
 風切は千夜を押し倒すと、耳元で囁いた。
「あの野郎にやられたこと、忘れてくれよ」
「うん……、んっ」
 風切の舌が、千夜の口内を犯していく。
 拙いが深く激しい口付けだった。
 キスをしたまま風切の大きな手が千夜のブラウスをブラジャーごと捲り上げ、乳房を揉み始める。
「は、あ……」
 長いキスが終わっても、風切は千夜の頬に、額に、首筋に、何度も唇を落とした。
「君にされると、気持ち悪くない。というか、嬉しいかな……」
 千夜はそう言ってはにかんだ。
「じゃあ、もっと激しくするぜ?」
 風切は片方の乳房の突起を口にふくみ、もう一方を強く揉みしだいた。
「んはあっ、おっぱい、気持ちいいよお……」
 乳首を吸われ、甘噛みされ、千夜の頭の中は快楽に染まっていく。
「あう、あっ、あんっ!」
 千夜の身体がビクリと跳ね、強張る。
「はあ……、ちょっと、イッちゃった……」
「ほんとだな、パンツ、ぐしょぐしょになってる」
 風切の手が下半身をまさぐっていた。
 濡れた下着を脱がせ、濡れそぼった割れ目に人差し指と親指を挿れる。
 すんなりと二本の指を受け入れたそこは敏感になっており、ほんの少しの動きからも快感を拾っていた。
「ああっ! もっと、奥、ほしいっ!」
 千夜は関谷とのセックスとは違い、自ら快楽を求めた。
 いや、風切を求めていた。
「じゃあ、ちんぽ挿れるぜ?」
「うん、ちょうだい……っ」
 風切はべとべとになった指を抜くとズボンのチャックを下ろし、上を向いた肉棒を取り出した。
「私がほしいのは、風切君のおちんちんだけなのに……っ」
 千夜の瞳から、ポロポロと涙が溢れる。
「分かってるって。安心しろよ」
 風切は千夜にキスをし、一気に貫いた。
「んあっ! あっ、ううんっ!」
 艶っぽい声と共に、千夜は豊満な身体を淫らにくねらせる。
 義務ではない、自ら求めるセックスに酔いしれているのだ。
 そんな彼女の姿を見て、風切も昂ぶっていく。
「好きだ、千夜!」
「わ、私も……、ひああっ!」
 激しいピストン運動により、二人は昇りつめていった。
 風切のペニスはドクドクと脈打ち、千夜の膣はきゅんきゅんと収縮する。
「もう、イク……っ」
「中に、きてるっ! イッちゃううう!」
 風切が射精すると同時に、千夜の身体が一際大きく跳ねた。
 子宮に注ぎ込まれる熱い精液の感覚に、千夜はうっとりとした表情を浮かべる。
 ――何度でも、塗り潰してやる。
 風切はそんな千夜を強く抱き締め、誓った。
「他の男のセックスなんて無かったことになるくらい、愛するから……」
 千夜は微笑み、風切の背中に手を回して抱き返した。
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2017/03/07(火) 18:54:48|
  2. 没小説
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