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18禁小説『蜜実~貫かれた少女の望み~』

 ヴァニタス新作、新キャラの花園蜜実という少女に触手貫通プレイ。
 触手プレイは書いたことがありますが、貫通は初めてなので新鮮です。鼻から出たりと鼻責め要素も。


『貫かれた少女の望み』

 彼女は時雨を探していた。
 時雨と共に暮らし殺し屋としてのイロハを教わる、妹のような存在である少女の名は花園蜜実。
 父から性的虐待を受けていた彼女は、ヴァニタスに囚われても表情を変えはしなかった。
 美少女といって遜色ない顔に、きっちり切り揃えた長い黒髪。そして痩せた身体。
 そんな蜜実の最初の客は、巨大なイソギンチャクのような化物だった。
 それは喋りはしないがヴァニタスの主と意思の疎通はできるらしく、蜜実を選んだ。
 ガラス張りの部屋が黒く染まり、醜悪な生物が入ってくる。
 まずは触手が一糸纏わぬ姿の蜜実の手足を絡め取り、持ち上げる。
 ――吊り上げて弄ぶ気ね。そんな行為、飽きるほどされたわ。
 彼女は父親にされたことを思い出し、何のことはないと涼しげな表情のまま足掻くこともしない。
 そして、蜜実の使い込まれたアナルに、イボの付いた醜悪なペニスのような触手が入り込む。
「くっ!」
 異形のモノは柔らかい腸壁を刺激し、広げていく。
 そこが充分受け入れ可能と判断したのか、更に人の指ほどの細い触手が数本捩じ込まれた。
 人間のペニスでも玩具でも届かなかった場所へ、触手は侵入していく。
「うっ、ううっ……!」
 その苦痛に蜜実は呻く。
 それでもまだ余裕がないわけではなかった。
 ――経験したことがなくても所詮は雄のすること。苦痛には慣れてるわ。
 冷静になり、尻の中を掻き回される異物感に耐える。
 ――時間が経てば終わる。何も感じなければいい……。
 元より快楽を得るつもりはない。相手も自分の欲望を発散するためだけに蜜実を使っているのだ。
 ――今までと、変わらないわ。
 不感症のふりをしていれば、相手も飽きて捨てていく。
 その考えは異界の生物にっも当てはまった。反応のない雌などつまらないものである。
 ただ人間と違うのは、『できることの範囲が広い』ということだ。
「んおっ!」
 太い一本の触手と数本の細い触手が、うねりながら奥へ奥へと突き進んでいく。
 人間がしてきたどの行為よりも、それが入り込んできた場所は深かった。
 全ての触手が腸を広げながらせり上がっていく。
「お、おお……」
 薄い蜜実の腹が腸の形――いや、触手の形に盛り上がっていった。
 ここまでくると、そこは性器ではなく内臓だ。今まで誰も触れたことのない器官の内側を、触手は遠慮なく刺激していく。
「おごっ! お腹っ、ぐるじ……っ!」
 初めての感覚に、蜜実は吐き気すら覚えた。
 ――だめ、反応したら相手の思うつぼだわ。耐えないと……。
 触手はとうとう胃袋に到達する。
「こ、これ以上は、ない、わよね……」
 触手は満足しただろうと、蜜実は勝手な推測をする。
 だがそれは甘かった。
「うごおっ!」
 細い触手が、食道へと入り込んできたのだ。
「ひぎいっ! ぎ、あ……」
 少女は目を白黒させ、獣じみた声を上げた。
 太い触手も細いものが入っていくのを見て可能と判断したのだろう。半ば無理矢理捩じ込んでくる。
「お、お、お……」
 ――息が、できない……っ!
 食道をせり上がってきた太い触手は、気道を完全に塞いでしまう。
「ご、が、ぎ……」
 喉に触手の形が浮き上がる。もし蜜実の手が自由であればそこを掻き毟り、破っていただろう。
 それほどの苦痛であった。
「ふごおおっ!」
 美しい少女は白目をむいて鼻水を垂らし、顔が歪むほど大きく口を開ける。
 その瞬間だった。
「ごがあああっ!」
 ペニスのような触手が、身体を貫通して口から飛び出した。
 更に、細い触手は鼻水と共に鼻の穴から這い出る。
 口は限界まで広がり、顎が外れそうなほどである。
 鼻腔はまだ余裕があったのか、体内に留まっていた触手が一本ずつ現れた。
 異形のモノに吊り上げられ、ピクピクと痙攣しながら口と鼻から触手を出した蜜実は、化物の一部のようであった。
 股間からは小便が漏れ出し、床に水溜りを作る。
 痙攣が少しずつ弱まっていく。
 その先にあるのは、死だ。
 意識は無いに等しく、このまま酸素を供給できなければ終わりの時が訪れるだろう。
 その方が、彼女にとっては幸福なのかもしれない。
 その光景を見れば、誰でもそう思うだろう。
 だが、娼婦たちにそれは許されない。
「テンタクルーノさん」
 黒一色に覆われていた部屋がガラス張りに戻り、ヴァニタスの主が手を叩く。
「その辺にしていただけませんか? さすがに入ったばかりに商品に死なれては、こちらも採算が取れませんので」
 その言葉に従い、触手はしゅるしゅると収縮し、蜜実の穴から抜け出していく。
 そして拘束も解き、彼女を冷たい床に優しく置いた。
 小便を垂れ流し口から泡を吹いているが、蜜実は何とか生きていた。
 死ぬ権利すら与えられないのが、この娼館に囚われた者たちの宿命である。
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2016/11/07(月) 18:30:49|
  2. 没小説
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