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18禁小説『君を抱くのが俺ならば』

 シリーズタイトルを『巨乳探偵』から『巨乳名探偵』に変更しました。
 千夜のことを想いながら自慰に耽る本条の話です。


『君を抱くのが俺ならば』

 本条はアパートの一室で白いハンカチを見つめていた。
 先日再会した千夜が落としていったハンカチだ。
 ――返さなければいけないんだが。
 しかし彼は、千夜の住所を知らない。
 ――そうだ、彼女は結婚したのか……。
 千夜はまだあどけなさを残していたが、色気は以前より増していた。
 高校生のときから男を惹き付ける魅力を持っている少女だったが、それが強くなったのは他の男の妻となったからなのか……。
 ――どんな風に抱かれるのだろうか。
 本条は一人、不埒な妄想に耽る。
 夫である月船のことは知っている。穏やかで冷静な男だが、どこか危険さを感じさせる人間だ。
 刑事の勘とでもいうものが、警鐘を鳴らすほどに。
 危うさというなら、千夜もそうだった。
「あの子のこと、気にかけてやれよ」
 退職した先輩刑事がそう言っていたのを思い出す。
 月船は他者を害する危うさを、千夜は砂の城のように崩れそうな危うさを持っていた。
 ――そんな二人のセックスは、どんなものなのだろうか。
 ハンカチを顔に当てると、彼女と同じ甘い香りがした。
「千夜……」
 気付けば、自らのペニスを握っていた。
「君は、どんな顔をして、どんな声を上げるんだ……」
 ここにはいない彼女に問いかけ、想像する。
 ベッドに縛り付けられ、一糸纏わぬ身体をあの男にまさぐられるのだろうか。
 女らしい丸みを帯びた肉体は、羞恥と快感に震えるのかもしれない。
 見たことのない淫らな表情を浮かべ、甘い声を上げる彼女の姿を思い描く。
 ゆっくりと扱いていた本条の巨根が、ぐぐっと反り返った。
 カウパー液が、鈴口から溢れ出す。
 左手でハンカチを顔に押し付け、荒い呼吸をする本条。
 ――あの子は、セックスに溺れるかもしれない。
 狡猾なあの男は、彼女をうまく調教していくのだろう。
 ふいに、先日の事件で会った千夜を思い出す。
 ――情事の痕は、残っていただろうか。
 彼女の姿を克明に浮かべた。聡明で冷静な少女である。
 ――だが、服の下はどうだろう。
 もしかしたら縄の痕があったかもしれない。卑猥な落書きはどうだろう。下着を着けていなかったら?
 空想の中の彼女が、淫らに微笑んだ。
 その笑みを現実に見られるのは、月船だけ。
「ふ、はあ……」
 甘い匂いを吸い込み、先走りでぬめる肉棒を扱く手を速める。
 ベッドに縛られ、それでも期待の表情を浮かべる千夜。
 そんな彼女に覆いかぶさるのは、本条だ。
 ――あの子に口付けたい。あの大きな乳房を揉みしだいて、滅茶苦茶にしたい。
 脳裏をよぎる願望を噛み締めていると、赤黒いグロテスクなペニスに血管が浮かび上がり、ドクドクと脈打っていた。
 彼女の膣は、きっと気持ちいいだろう。
 限界を訴えるペニスを強く擦り、吐精する。
「う……っ」
 溜まっていた精液は、本条の手と床を汚した。
 ――この子種をあの子の子宮に注げたら、幸せなのだろう……。
 そう思うと、この行為に虚しさを感じた。
「不毛だ」
 それでも、いつか彼女を抱くことができたなら……。
 本条は、くしゃりとハンカチを握り締めた。
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2016/10/08(土) 15:31:59|
  2. 没小説
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