疲れている月船のために、千夜がチアガールコスで応援騎乗位セックスします。
チアガール、好きです…。
『貴方を応援してあげる』
最近、月船が疲れている。
――いつもなら毎晩えっちなことをしてくるのに、ここ数日はすぐに寝ちゃう……。
千夜は今日も先に寝てしまった月船の隣で考えた。
医者という仕事が神経を使うものであるのはよく分かる。しかも彼は現代の切り裂きジャックという裏の顔を持つ男だ。
――まあ、殺人鬼の活動が収まってるのは平和なんだけど。
だが、一応仮にも夫のことだ。妻として心配するのは当然のこと。
――別に、えっちがしたいわけじゃないけど……。
ふと思い付いたのは、タンスの奥深くに仕舞われた物のことだ。
月船がネットで購入し、千夜が怒って着なかった『あれ』。
「恥ずかしいけど、着てあげようかな」
翌晩、月船は千夜がまだ寝室に来ないのを不思議に思っていた。
――最近構ってあげられなかったから、怒っているのでしょうか。
月船も一回り以上年下の妻が可愛い。甘やかしたいし、甘えもしたい。
――しかし、最近急患続きでしたからねえ……。
溜め息をつき、ベッドに寝転がる。
すると、恐る恐るという様子でドアが開いた。
「千夜さん?」
上半身を起こした月船は呆然とした。
「ふ、文彦さん、最近元気がないから、応援しようと思って……」
千夜はチアガールの衣装――いや、そう思って見ないとチアガールとは分からないだろう。何せトップスは胸の上までという極小面積、更にひらひらとしたスカートも動けば下着を履いていない彼女の恥部が見えてしまうほど短い。
顔を真っ赤にした千夜は両手に黄色いポンポンを持ち、トントンと軽やかにジャンプしてみせる。
「がんばれ、がんばれ、フレー、フレー……」
その巨乳がぶるんぶるんとダイナミックに揺れ、僅かに陰毛の生えた恥丘が露わになる。
驚きのあまり月船が言葉を発せずにいると、千夜は呆れられたと誤解したらしく、
「す、すみません! 馬鹿みたいですよね! も、もうやめますから!」
と、その場に蹲ってしまう。
月船は慌てて千夜に駆け寄った。
「違いますよ! 嬉しくて声も出なかっただけです。そりゃあまあ、驚きはしましたが、それはあまりにも扇情的だったからで……」
「ほんとですか?」
「本当です。できれば、もっと応援してほしいです」
そう言って、月船はにっこりと笑った。
「わたしのペニスを、元気にしてください」
パジャマのズボンからボロンと現れた巨根は、既に半勃ちになっている。
「げ、元気に……」
千夜は恥ずかしくて仕方がないのだが、意を決して立ち上がった。
「フレー、フレー、おちんちん?」
躊躇いがちに、ニーソックスに包まれたむちむちとした太ももを交互に上げる。
当然ながらサーモンピンクの割れ目がちらちらと見えてしまう。しかし千夜は羞恥心に負けず足を高く上げることに尽力した。
「頑張って、おちんちんおっきくしてくださいっ」
言動はまるで痴女のようだが、その顔は真っ赤に染まり目には涙まで浮かべているというギャップ。そこに月船は興奮する。
無論それだけではない。千夜が自分のために頑張ってくれているのが、この上なく嬉しかった。
「ふう……」
月船の男根はぐぐっと反り返り、ビクビクと脈打ち始めた。
「げ、元気に、なったみたいですね」
千夜はそれを見ると、ほっとしたように微笑んだ。
「少し元気になり過ぎましたけどね」
月船は苦笑すると、自らの股間を指差した。
「今度は、私の上で応援してくれませんか?」
「上で?」
千夜は少し考えたあと、月船に教えられた体位を口にする。
「騎乗位ってことですか?」
「はい」
極上の笑顔で返され、千夜は困ったように視線を彷徨わせた。
それでも、「分かりました」と頷く。
「では、ベッドで」
「背中痛くなっちゃいますもんね」
月船がベッドに寝転ぶと、巨根が高々と天を仰ぐ。
腰の上に跨った千夜の太ももを、愛液が伝い落ちた。
「は、恥ずかしいのに、なんか、濡れちゃって……」
混乱しながら言い訳をする千夜。
「大丈夫ですよ。そういうこともあります」
「良かった、私が変なわけじゃないんですね」
安心した千夜は、ゆっくりと腰を下ろしていく。
「う、ん……」
ぬぷん、と蜜壷に侵入するモノの質量の大きさに、千夜は息を止める。
「ん、んんー……っ!」
それでも歯を食い縛りなんとか根元まで収めると、亀頭が子宮口をこじ開けているのが分かった。
「は、入ったあ……」
千夜は甘い吐息を漏らす。
「お、応援ですよね……。ん、くうんっ!」
彼女は悲鳴のような声と共に、ペニスが膣から抜けるギリギリまで腰を上げた。
「はっ、はっ、がんばれっ、おちん、ちんっ!」
そして卑猥な言葉と共に腰を落とす。
「うっ、なかなかクルものがありますね……」
ゆさゆさと揺れる巨乳を仰ぎ見ながら、月船は額に汗を浮かべた。
「文彦さん、元気になってくださ、ひいいっ!」
上下運動を繰り返しているうちに、千夜の膣肉は捲れ上がってはみ出し、肉棒に絡み付いた。
「あひっ! 文彦さんのおちんちん元気になり過ぎてっ、おまんこの中で暴れてりゅううっ!」
千夜はだらしなく舌を出し、とろんとした瞳から涙を零しながら激しく腰を動かす。
「んひいいいっ! もっ、私、限界なのにっ! イッてるのにっ! 腰が止まらにゃいのおおっ!」
「ふふ、可愛いですよ、千夜さん……っ!」
そう言う月船の方も、既に余裕はなくなっていた。
自分も腰を突き上げたい欲望に駆られながら、千夜の拙く愛らしい奉仕に身を任せる。
「あっあっ、もおらめえっ!」
丁度腰を落とした瞬間、千夜は何度目か分からない絶頂を迎え、月船の肉棒を子宮口と膣全体で締め付けた。
「くっ!」
月船は溜まっていた精液を直接子宮にぶちまけた。
「あ、熱いの、きたあああっ!」
千夜はぶるりと身体を震わせると、月船の胸に倒れ込んだ。
「疲れが吹っ飛びましたよ、ありがとう」
彼はそんな千夜の頭を優しく撫でる。
「よ、良かった、です……」
放心状態の千夜は、それでも嬉しそうに笑った。
「明日からまた頑張れそうです。勿論、セックスも」
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学
- 2016/09/20(火) 10:43:47|
- 没小説
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