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18禁小説『朝の情事』

 千夜が高校を卒業して殺人鬼(元々書いていたのとキャラクターは変わりましたが)と結婚したらどうなるかと考えていて生まれたシリーズです。
 導入部のような感じで、まだミステリー要素はありません。キッチンでイチャイチャセックス。


『朝の情事』

 月船文彦のプロポーズの言葉はこんなものだった。
「私の末路を、どうか一番近くで見ていてください」
 当時高校生だった千夜はそんな35歳の医者の申し出を受け入れた。
 女子高生探偵として持て囃されていた彼女は卒業と同時に、現代の切り裂きジャックと呼ばれ、世間を騒がしていた殺人鬼という裏の顔を持つ男と結婚したのだ。

「三ヶ月になりますね、私たちが結婚して」
 高級マンションの最上階。その一室で、月船は朝食を作っている千夜を後ろから抱き締めた。
 ショートカットの黒髪に整った顔立ち、そして目を引く大きな乳房。セーターにジャンパースカートという服装にピンクのエプロンをつけた彼女は、まだ幼さが残るものの立派な人妻だ。
「まだ、実感が湧かないです」
 スクランブルエッグを作っていた千夜は火を止め、息をついた。
 黒髪をオールバックにしており凛々しい顔立ちをしている月船は、ワイシャツにズボン姿で幸せを噛み締めていた。
 一人暮らしだった部屋に愛する少女がいるという幸せを。
「後悔は、していませんか?」
 そう尋ねると、千夜は首を横に振った。
「してません、多分」
「良かった」
 月船の手がジャンパースカートの下に忍び込み、セーター越しにノーブラの柔かい胸を揉み始める。
「ひゃっ! 朝から何するんですか!」
「可愛かったもので」
「うう……」
 千夜も抵抗はせず、文句を言いながら行為を受け入れていた。
「また大きくなりましたか?」
「む、胸ですか?」
「はい」
「文彦さんが、毎日揉むからですよ」
「そうですね、私のせいでした」
 月船は笑い、つんと勃ち上がっている突起をくにくにと弄った。
「そこ、だめです……っ!」
「どうして? こんなに欲しがっているのに」
 片方の手がスカートを捲り、ぐっしょりと湿った白いパンティを撫でる。
「欲しがってなんて、ないです……」
 千夜は身体を震わせながら、否定の言葉を口にした。
「でも、私は君が欲しいです」
 月船は低い声で囁くと、するりと下着を脱がしてしまった。
 色白で大きな尻が外気に晒され、千夜は瞳に涙を浮かべる。
 むっちりとした尻たぶを掴み、割り開く月船。
「ひいん……、文彦さんのえっち……」
「男はみんな、えっちなものですよ?」
 月船はしゃがみ込むと、無意識に尻を突き出す格好になっている少女の局部を見つめた。
 濡れそぼった割れ目も、ぷっくりとしたアナルも丸見えだ。
「見ないでくださいよお……」
 泣きそうな声で懇願する千夜だが、その腰は揺れている。
「千夜さんも、えっちですね」
 月船はサーモンピンクの割れ目に人差し指を挿れ、淫らな水音を立てて掻き混ぜる。
「あっ、そんな、くちゅくちゅしないでえ……」
「感じてます?」
「か、感じてますからあ……」
「じゃあ、私の方も感じさせてください」
 彼は立ち上がり、ズボンのチャックを下ろして巨根を取り出す。
 そしてすっかり勃ち上がったそれをとろとろになった秘部に押し当て、むっちりとした腰を掴んだ。
「あ、朝から、えっちするなんてえ……」
「夫婦なんですから、いつセックスしても問題ないです、よっ!」
 月船のイチモツが、千夜を貫いた。
「あひっ! おっきいの、きちゃったあっ!」
 千夜は悲鳴を上げ、身体をビクリと跳ねさせる。
「ふう……、千夜さんの膣内、熱くてきつくて、最高ですよ……」
 普段の品の良さからは想像し得ない野獣性を以て、彼は貪るように千夜の子宮口まで責め立てる。
「んほおっ! そんなとこ、ごりごりしないれくだひゃいっ!」
「でも、ここを責められるの、好きでしょう?」
「好きじゃないいっ! もっ、むりですっ!」
「ふふ、なかなか素直になれませんね、君は」
 月船は微笑み、子宮口に亀頭を締め付けられる快感を堪能した。
 ――竿には膣襞が絡み付いてくるし、本当に名器ですね、この子は……。
「そろそろ、イキますよっ!」
「は、早くイッてくださいいっ! 私、もう何回もイッちゃってるのおっ!」
「それは失礼……」
 こめかみに汗が伝うのを感じながら、月船は一際奥まで突き上げた。
「ひうっ!」
「く……っ!」
 逃げそうになる千夜の腰をしっかりと掴み、月船は最後の一滴まで精液を子宮に注ぎ込む。
「あ……、あ……」
 千夜は蕩けた表情を浮かべ、搾り取るように膣をきゅうきゅうと締め付けていた。

「もう、朝ごはん冷めちゃいましたよ」
 ダイニングテーブルにコーヒーとスクランブルエッグ、そしてトーストを置いた千夜は口を尖らせる。
「まあ、千夜さんの料理は覚めても美味しいですから」
 月船は頭を掻きながら千夜を宥めた。
 しかし千夜としても悪い気はしない。
 高校時代に母を事故で亡くし、田舎で暮らす祖父のおかげで金銭的な苦労はしなかったものの一人で過ごしていた少女にとって、月船の存在は大きい。
「千夜さんはもっと甘えていいんですよ? 私たちは夫婦なんですから」
「そう、ですね……」
 まだこの生活に慣れ切っていない彼女はこくりと頷き、ふと時計に目をやった。
「あ、もうこんな時間! 遅刻しちゃいますよ!」
「おや、急がないと」
 月船は朝食を食べ終えると皿をダイニングキッチンに置き、ソファに立て掛けていた鞄を手に取った。
「では、行ってきますね」
「はーい」
 玄関で見送る千夜に、月船が口付ける。
「行ってきますのキスも、まだ慣れませんか?」
「早く行ってください!」
 千夜は顔を赤くし、月船の背中を押して送り出した。
「はあ、行ってきますのキスなんて、ほんとにみんなしてるのかなあ」
 呟きながらリビングに戻り、ワイドショーをつけると近所の公園で起こった殺人事件が報じられていた。『現代の切り裂きジャックの犯行か?』というセンセーショナルな字幕に千夜は頷く。
「そうだよ」
 売春をしている女ばかりを狙い惨殺する殺人鬼、現代の切り裂きジャック。
 月船の裏の顔を知っていて、千夜は結婚した。――いや、むしろ知っていたからこそ結婚したというべきだろう。
 高校時代に名探偵と呼ばれた彼女は、正義感から事件を解決していたわけではない。
 ただ、知りたかったのだ。人を殺す者の末路を。
「文彦さんのこと、まだ把握しきれてないな」
 彼がどんな理由で人を殺しているのか、そしてこれから、どうなっていくのか。
 模試で毎回トップの成績を誇っていた彼女を、誰もがその頭脳に見合う一流大学に進むものだろうと考えていた。
 千夜自身もそのつもりだった。
 そんな道を蹴ってまで月船と結婚したことを、後悔はしていない。
「殺したい……」
 小さく独りごちる。
「私も、殺したい」
 自分の中の殺意に答えを出すために必要なのは、大学の勉強ではない。殺人鬼と共に過ごすことだと判断したのだから。
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2016/09/19(月) 20:20:04|
  2. 没小説
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