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18禁小説『紗々&人留~恥辱のダンス~』

 異界に連れ去られた人間たちを集めた娼館『ヴァニタス』。様々な魔物がそこに女を求めてやってくる。娼婦たちは異形の客たちに弄ばれ、蹂躙されるために存在しているのだ。――という設定で色んなキャラを娼婦にさせてみます。
 つがいで売られている紗々と人留に目を付けたインキュバスのセオ。彼は紗々に鼻フックを付け、裸踊りを強要する。そして術にかかって欲情した人留が、疲れ切った紗々を激しく犯す姿を見て楽しむ。


『紗々&人留~恥辱のダンス~』

 異界の歓楽街に建つ、修道院のような建物。
 その名は『ヴァニタス』。人間界から攫われた者たちが集められた娼館だ。
 訪れる客は見た目もグロテスクな怪物から、人と変わらぬ姿をしながらも不可思議な能力を持つモノまでと様々だ。
 ヴァニタスに入ると、ガラスで仕切られたいくつもの部屋が並んでいる。
 その中にいるのが娼婦、人間の女たちだ。
 うら若き少女だけでなく、色香を漂わせる熟女も揃っている。
 様々な『商品』が首輪を付けられ、名前と値札の貼られたガラスの向こうで悲しそうな目をしていた。
 中には姉妹や親子などセットで付加価値が付く者もおり、部屋の中で二人身を寄せ合って慰め合ったりもしていた。
「何か珍しいのはいるか?」
 人の形をした常連客、インキュバスのセオはヴァニタスの主――こちらは中年の神父のような格好をしている――に問いかける。
「ええ、ありますよ。新しく仕入れた商品なんですが、つがいでしてね」
「つがい?」
「男と女、仲睦まじい様子なので、オスの目の前でメスを弄ぶのも一興かと」
「なるほどね」
 主が案内したガラス部屋の中では、三十路であろうえらく乳房の大きな女と、熊のような体格の巨根の男が身を寄せ合っていた。
 セオは名前と値段に目をやる。
「絆紗々と人留献也……。男の方は知らないが、女の名前は聞いたことがあるな」
「向こうではそれなりに有名な怪奇小説家らしいですよ。だから少し、お高くなるんですが」
「つっても高過ぎないか? 年もいってるし、乳も垂れてるじゃないか」
 ガラスの向こうには声が聞こえるようになっているため、紗々の顔が羞恥で赤くなった。そんな彼女を人留が抱き締め、こちらをキッと睨む。
 セオはニヤリと笑い、主の方を向いた。
「まあいいや。こいつらを買おう」
「ありがとうございます。お部屋はどういたしましょう?」
「拷問部屋にしようか」
「かしこまりました」
 主がパチンと指を鳴らすと、ガラス張りだった部屋は外部から見えないよう黒い壁に包まれる。そして『Don’t disturb』と書かれたドアができていた。
「それでは、お楽しみください」
「ああ」
 ドアを開けると中は薄暗く、拷問具の転がる部屋に変わっていた。
「見事なもんだ、あの人の力も」
 感心していた彼に、「このっ!」と人留が殴りかかる。
「これはオプションだな」
 ここに来た客は、主の力の一部を借りることができる。
 セオがパチンと指を鳴らすと人留の巨体は壁に叩き付けられ、鎖がしっかりと彼を拘束してしまった。
「ぐ……っ」
「人留君!」
 叫ぶ紗々の腕を掴むと、セオはくくっと笑った。
「大事な彼が酷い目に遭うのを見たくなかったら、何でも言うこと聞いてくれよ」
「……、分かった」
 紗々は肩を落とし、頷く。
「俺はさ、インキュバスだから大体どんな女でも楽に抱ける。たまには面白いプレイをしたくてな」
 そう言うと、セオは紗々の顔をなぞった。
「その端正な顔が、どこまで恥辱に歪むかな」
「ふがっ!」
 一瞬のことだった。
 紗々の鼻を、金属製のフックが惨めに吊り上げる。
 豚面にされた彼女は、慌てて鼻フックを外そうとする。
 だが、セオはそれを許さない。
「それ外したら、あの男にどんな拷問をしてやろうかな」
 幸いここは指定した通り拷問部屋だ。鞭や万力など、様々な拷問具が揃っている。
「と、取らないから……。私は、どうしたらいい?」
 紗々は大人しくなったが、逆に人留の方は鎖を外そうとガチャガチャ音を立てながら「ふざけるな!」と怒鳴っている。
「面白いな、愛した女を辱められる男ってのも。――じゃあ、メス豚に命令だ。ガニ股でまんこ開いて、ブヒブヒ言ってみろ」
「く……、ぶひ、ぶひ……」
 紗々は言われた通りの格好で腰を前に突き出し、セオによく見えるよう自らの手で毛深い局部をくぱあと広げた。
 やや黒ずんだ膣壁は、人留との性交の多さを感じさせた。
「もっと惨めにやれよ。開き方も甘い。子宮が見えるくらいにやれ」
 セオの容赦ない言葉にも、紗々は逆らわない。
「紗々、そんなことしなくていい! 俺のことは気にするな!」
 叫ぶ人留の方をちらりと見て「大丈夫だから」と笑ってみせると、
「ブヒブヒッ! ブヒイッ!」
 と、大きな声で豚の真似をしながら更に足を広げ、恥部を見せ付ける。
「ブヒッ! ブヒッ! ぶごおっ!」
 鼻に空気が入ったのか、無様な音が鳴った。
「ははは、本当に豚らしかったな、今のは。じゃあ次は、裸踊りだ」
 紗々は顔を顰め、一瞬考える。
「命令が聞けないなら……」
「違うっ! どんな踊りをしたらいいか、分からなくて……」
 顔を赤くして言う紗々に、セオは笑った。
「それなら言った通りにやれよ。頭の後ろで手を組んで、ガニ股のままでかいケツ振りながら垂れた乳揺らしな」
「こ、こう、かな……」
 思った以上に不格好なものだったが、紗々は命令通り裸踊りを披露する。
 大きな尻を左右に振ると、巨乳がぶるんぶるんとダイナミックに揺れた。
「もっと激しくだ!」
「う、くう……っ」
 彼女は恥辱に耐えて狂ったように腰を振る。愛しい男のために。
「はあ、はあ……」
 十数分が経ち体力的にも疲弊してきた紗々だが、荒い息をつきながらもなんとか腰を振り続けていた。
 その頃には、太ももを伝うのは汗だけではなくなっていた。
「そろそろ、か」
 セオが「もういいぞ」と声をかけると、紗々はその場に倒れ込んだ。
 そして彼は殺気すら放っている人留の方を向いた。
「紗々はお前のために恥かいて、精神的にも体力的にも限界だ。そんな女をお前は今から犯す」
「そんなこと、できるわけないだろ!」
「チャーム」
 インキュバスとして、人間を欲情させるなどお手の物だ。
 人留の目が赤く光ったのを確認すると、セオは指を慣らして鎖を消した。
「さ、しゃ……」
 拘束を解かれた人留は、ふらつきながら紗々の元へ向かう。
 その巨根は逞しい腹筋に付くほど反り返っていた。
「人留、くん……?」
 ぐったりと倒れ込んでいた紗々に、人留が襲いかかる。
「う、おおおおっ!」
 彼は獣のような雄叫びを上げ、猛り切った肉棒を濡れている局部に後ろからねじ込んだ。
「いやあああっ! 待って! 今は、だめえ……っ! 無理、だってばあ!」
 ただでさえ大きなモノを持つ人留の相手をする余裕など、紗々には残っていなかった。
 それでも術をかけられた人留は大きく腰を動かし、一突き目で大量の精液を吐き出した。
「ひいいいいんっ!」
 紗々が悲鳴を上げると、広げられたままの鼻腔からぴゅっと鼻水が噴き出る。
「はあ、紗々、紗々……っ!」
 達したというのにまだガチガチに勃起したままの肉棒は、紗々の膣を、子宮を、責め続ける。
「おっほおおおおっ! 子宮突かないれええっ! 精液でいっぱいの子宮突かれたらっ! 壊れるううっ!」
 紗々の悲鳴は人留の意識に届かない。
 彼はただひたすら、子宮口すらこじ開ける巨根で彼女を突き続けた。
「紗々っ! 紗々っ! ぐううっ!」
「はひいっ、はひいっ、も、むりいいっ! じぬううっ!」
 交尾を続ける二匹の獣を、セオは面白くて仕方がないといった様子で見つめていた。

「どうでした? あのつがいは」
「良かったよ。また買おうかな」
 部屋から出てきたセオは鼻歌を歌いながら金を払う。
「それは良かった。またのご利用をお待ちしておりますよ」
「ああ」
 黒かった部屋が、再びガラス張りに戻る。
 人留と紗々は汗と白濁液に塗れたまま抱き合い、口付けを交わす。
「紗々……。すまない、すまない……」
「大丈夫だよ、人留君」
「愛してる」
「うん……」
 ここはヴァニタス――その意味は、空虚。
 空虚な欲望を抱くモノたちに、人間が踏み躙られる場所だ。
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2016/07/10(日) 15:42:17|
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