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18禁小説『深夜の散歩』

 以前書いたものの修正版ですが、水上と千夜で露出プレイです。


『深夜の散歩』

 どうしてこんなことを了承してしまったのかと、千夜は後悔していた。
「もっと速く歩かねえと、夜が明けちまうぜ」
 前方の水上からの声が彼女を急かす。
「わ、分かってます、けど……」
 火照った体に当たる夜風は心地良いはずだった。
 しかし、そんなことを感じている余裕など千夜には無かった。
 アイマスクと首輪を付けられ、靴とニーソックス以外は何も纏っていないこの状況。
 ――水上さんは、意地悪だ……。
 露出プレイというものをさせられている千夜は、きゅっと唇を噛んだ。
 ――こんなの、断れば良かった。
 快楽に流され、調教を施されている自分が怖かった。
 深夜で通りに人はいないのだろうが――もしいたら騒ぎになっているだろう――、豊満な乳房と薄く毛の生えた恥部を晒して歩くのは、死ぬほど恥ずかしい。
 首輪から伸びるリードを手にした水上に連れ回され、千夜は自分が今どの辺りにいるのかも分からなかった。
 だが、子宮の辺りが熱い。
 ――まさか、こんなことで感じてる?
 千夜は足をすり合わせるような歩き方をしていた。
 ――あ、あそこがキュンキュンしてる。乳首もじんじんするし……。
 自らの体の異変を感じ、自己嫌悪に陥る。
 愛液がつうっと太ももを伝ったのを、水上に気付かれたくはなかった。
 歩く度にたゆんたゆんと揺れる乳房には、ほんのりと赤みが差している。
 ふいに、水上が立ち止まる気配がした。
「ど、どうしたんですか?」
「ちょっと用事を思い出した」
「じゃあ……」
 こんなことは終えて、帰ろうと言うのだと思った。
「すぐに済ましてくるから、ここで待っててくれ」
「え?」
「電柱にリードを繋いどくから、な?」
「ええっ!」
 千夜は戸惑うが、水上は本気らしい。リードを括りつける音がする。
「ま、待ってください。こんな格好で……」
「そうだ、俺が帰ってくるまで犬みたいなポーズを取っててくれよ。そうしないと……」
 水上は優しい声音で千夜に囁く。
「お仕置き、するぜ?」
 千夜は身震いをした。
 ――お仕置きって、これより酷いことだよね……。
「い、犬みたいなって、こうですか……?」
 股を開いてしゃがみ、両手を招くような形にして、ちんちんをしている犬を真似てみる。
「そうだな、それでいい」
「う、はい……」
 千夜が震える声で答えると、水上の足音が遠ざかっていく。
 ――恥ずかしい……。それに、もし誰かに見付かったら……。
 警察に通報されるだろうか。それとも、犯されるだろうか。
 考えを巡らせていると、外気に触れている股間がひくひくと疼いた。
 ――って、何感じてるんだ私は。
 水上のプレイに付き合わされているうちに、すっかり変態になってしまったのかもしれない。
 不安に思いながら、ただ彼の帰りを待つ。
 何分ぐらいが経ったのかは分からない。しかし、足音がこちらに向かってくるのに千夜は気付いた。
「水上、さん?」
 か細い声で尋ねるが、返事はない。
「水上さんですよね? 違うの? だれ……?」
 ――水上さんじゃなかったら……。
 足音は、千夜の前で止まった。
 鼓動が高鳴る。冷や汗が、頬を伝った。
「水上さん、何か言ってくださいよ。――ひゃっ!」
 突然、むにゅりと乳房を鷲掴みにされる。
 その手は乱暴に、千夜の柔らかい双球を揉みしだく。
「ひっ、いやあ……」
 水上とは触り方が違う、気がした。
 ――じゃあ、誰?
 恐怖が脳を支配する。
「あ、あ……っ」
 それでも体は感じていた。乳首を摘んでぐにぐにと弄ばれ、千夜の体はビクビクと反応する。
 何も考えられなくなった千夜が行き着いた答えは一つ。
 ――とにかく水上さんに言われた通り、この格好のままでいなきゃ。
 混乱した思考は、そこに辿り着いた。
 千夜は震えながらも犬のようなポーズをキープし続ける。
 「はあ、は……」
 乳首を散々いじられ、息をつきながらも股は開いたまま。
 他人から見れば、完全な痴女だ。
 相手は次に、その無防備な股間に手を伸ばした。
「んひいっ!」
 充血していた剥き出しのクリトリスをきゅっと摘み、扱かれ、千夜は悲鳴を上げた。
「く、クリい、だめえっ!」
 最も弱い所を相手は滅茶苦茶にいじり倒す。
 千夜は感じるあまり、「はっはっ」と荒い息をつき、だらしなく舌を垂らす。――まるで本物の犬のようだ。
「ひっ、クリ、やめへええっ!」
 呂律も回らないまま懇願するが、相手がやめることはない。
「んほおおおっ! クリ、そんなにされひゃらああっ!」
 千夜は涎を零し、叫ぶ。それでも水上に言われたことは守った。
 太ももはプルプルと震え、ぱっくり開いた割れ目から止めどなく溢れる蜜が、地面に水溜まりを作っている。
 ようやく相手は肉芽を弄ぶのをやめた。
「は、ひ……」
 しかし安心する暇すらない。膣へと二本の節くれだった指が挿入され、じゅぷじゅぷと激しく出し入れを始める。
「んおっ! おおおおっ!」
 クリトリスへの刺激で達しかけていた体は、一気に絶頂を迎えた。
「おっ、おおっ! イグうううううっ!」
 千夜の体はガクガクと震え、過ぎた快感に局部から潮が吹き出す。
「も、ゆるひてええええっ! イッてる! イッてるのおおっ!」
 とろとろになったそこを刺激する指は、動きを止めることはない。
「み、みにゃかみしゃん、早くきてえええっ!」
 そう叫ぶと、彼女は二度目の絶頂を迎え体を強ばらせた。
 相手はようやく指を抜き、くく、と笑った。
「あへ……、水上、さん?」
 千夜はぼんやりしたままその名を呼ぶ。
「ああ、俺だ」
 水上は千夜の視界を覆っていたアイマスクを外すと、その頭を撫でた。
「ちゃんとその格好で待てたな。千夜はいい子だ」
「は、は……。水上さんでよかったあ……」
 その顔を見て安心したのか、千夜は怒ることも忘れてぺたんと座り込んだ。
「可愛かったよ。俺じゃない相手だと思いながらイッちまうお前は」
「そう、ですか……。あの」
「ん?」
「もう少し、散歩しましょうよ」
 欲情に塗れた表情で、彼女は誘う。
「ああ、喜んで」
 熱いその体が冷めるのは、いつになるだろうか。
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2016/06/18(土) 14:38:23|
  2. 没小説
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