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18禁小説『先生の余裕』

 首縄と紗々の騎乗位エロです。
 自分が人を殺した日を記念日と呼び、珍しく酒を飲む紗々。
 タイトル通り、余裕な紗々に翻弄される首縄です。


『先生の余裕』

 紗々は普段酒を飲まない。思考力が鈍るのを嫌っているからだそうだ。
 そんな人が、ソファで缶チューハイを片手にツマミを食べている。
「先生、珍しいですね」
 外出から帰った首縄はその光景を不思議に思った。
「ふふ、記念日だからねー」
 こちらを向いた紗々の頬はほんのりと赤く、瞳もとろんとしている。
「記念日ですか?」
「うん、私が人を殺した、記念日」
 まるでめでたいことのように、笑いながら告げられた。
 紗々は人を殺したことがあるから殺人鬼に共感、共鳴できる。それならばその経験があったからこそ今の紗々があるのだろう。
「それは……」
 ――でも、それはこの人にとって祝うべきことなのか?
 問いかけたい言葉を首縄は飲み込む。
「ははは、いやあ、私って酒に強くないんだなあ。もう、頭がうまく働かない」
 何が愉快なのか知らないが、紗々はへらへらと笑い、空になった缶をローテーブルに置いた。
 そして、首縄に向かって手招きをする。
「おいで」
 言われるがままに、首縄は紗々の方へ歩を進めた。
 一種のカリスマ性――紗々が纏う雰囲気はそんなものだ。
 人の欲望を、狂気を、殺意を見抜き、増長させることもあれば無に帰すこともある。
 ――貴女は今、俺の欲望を増長させようとしている。
 紗々の頭側で足を止めた首縄。その顔を、紗々は見上げた。
「セックスしよう」
 情緒の欠片もない言葉。それでも首縄の中の欲望は弾けた。
 ぴくり、と体が跳ねたのを紗々は見逃さない。
 ソファの上で体を起こすと、棒立ちになっている首縄の股間をズボン越しに撫でた。
「君、女性経験は?」
「一度だけ、昔付き合っていた相手と……」
「なら安心だ。私が初めてじゃないんだね」
 そう言って、「ははは」と笑う。
「初めてが、こんな年増じゃねえ」
 その口で、紗々は彼のズボンのチャックを器用に下ろした。
 細い指がボクサーパンツからペニスを取り出す。その動作は随分と手馴れていた。
「んー、まあ可もなく不可もなくってとこか」
 紗々は首縄のイチモツを手に、淫らな微笑を浮かべる。
 サイズのことを言っているのだろう。失礼な話だが、首縄はただ「そうですか」と返した。
 紗々は鼻歌などを歌いながら、優しくソレを擦り始めた。
「……っ!」
「いいんだよ、声出して」
 竿を手で包み上下に擦り上げ、紗々は先端にピチャピチャと舐める。
 更にもう片方の手がやわやわと玉を揉む。
 むくむくとペニスは勃ち上がり、はち切れそうになっていく。
「溜まってる? オナニーしてないの?」
「先生にこき使われて……っ、してる暇がないのでっ」
 かろうじて悪態をつくが、紗々は「そっかあ」と笑い、首縄のモノを口に含んだ。
「ん、ちゅぱ……、くぷ……」
「先生、放してくださいっ! 出る……っ!」
「ぷはあ。いいよ、口の中に出しちゃいな」
 事も無げにそう言い、紗々は再び勃起ペニスを咥える。
 その舌使いは上手く、首縄を的確に追い詰めていった。
「くっ、出るっ!」
 首縄は口を押さえ、欲望を解放する。
「んく、ん、ん……」
 紗々は放出された精液を飲み込んだ。
「ぷは……」
 そして口元を拭い、ニヤリと笑った。
「濃いね、なかなか」
 そうやって見上げられ、何故か首縄は興奮していた。
「本番いこう」
 紗々がおもむろにズボンと下着を脱ぐのを見て、気持ちはただただ昂ぶっていく。
 ワイシャツで隠れた下半身に興味はあったが、見つめる間もなく彼女は首縄の手を引き、ソファに易々と押し倒した。
「ほら、若いんだから楽しませてね」
 首縄の腰に跨り、緩く勃起しているペニスの先端を自らの入口に押し当てた。
「さ、入れるよ?」
 紗々が腰を落とすと、そこはにゅぷんと音を立ててすんなりと首縄のモノを受け入れた。
「うんっ!」
 股間から走る甘い電流に、首縄の体が反る。
「ふふ、首縄君のちんこ、気持ちいいよ」
 余裕といった様子で、紗々は笑った。
「は……っ、せん、せ……」
「大丈夫、動いてあげるから」
 紗々は抜けるギリギリのところまで腰を上げ、再び体を落とした。
「う、ああっ!」
「はあ……。いいね、こういうのも……!」
 二人の額に汗が伝う。
 淫らな顔で首縄を見下ろしながら、紗々はその動作をリズミカルに繰り返した。
 そんな中、気付けば首縄も腰を振っていた。
「ああ、上手だよ、首縄君……。そうそう、えらい……」
 まるで幼子を褒めるような口調に、恋愛感情は見当たらない。
 それでも首縄は欲望に任せて腰を動かした。
「はっ、先生! 中に、出させてくださいっ!」
 うねる膣内に、ペニスが食われているような錯覚を覚えながら懇願する。
「ん、いいよ。出しな?」
 紗々は許可を出すと、搾るように締め付けた。
「ああっ! う、く……っ」
 膣内射精の快感に、首縄は声を上げる。
「ははっ、首縄君の精液、あったかいね……」
 最後まで、紗々の余裕の態度は崩れなかった。
 それを悔しいとは思わない。
 ――俺じゃ、役者不足か……。
 思考を放棄したかった紗々の願いを叶えることは、できなかった。
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2016/03/11(金) 21:02:31|
  2. 没小説
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