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18禁小説『路地裏の情事』

 仕事後に勃起した鷹崎のペニスを扱く時雨の話。手コキ、フェラ、イラマなど。


『路地裏の情事』

 疲れマラ、というやつだろうか。
 もしくは、生死のやり取りの中で無意識に興奮したのかもしれない。
 時雨とともに仕事を終わらせた鷹崎の股間は、勃起していた。
 ――やべえな……。
 テントを張った股間をさりげなく隠して歩くが、時雨はそのぎこちなさに気付いたらしい。
「怪我でもしましたか?」
 時雨は首を傾げて問いかける。
「い、いや、してねえぜ」
 慌てて否定した鷹崎を、時雨は怪しむようにじろじろと見つめた。
「それでは熱でも? 虚勢を張らずにはっきり言ってください。明日も共同で仕事なんですから、足を引っ張られては迷惑です」
 厳しい時雨の言葉に、鷹崎もカチンときた。
「じゃあはっきり言うけどな」
 ちょっとしたセクハラのつもりだった。この潔癖そうな女はどんな反応をするだろうか、と。
「勃起してんだよ、ちんこが」
 わざと事も無げに言うと、時雨は一瞬ぽかんと間抜けな顔をした。
「ぼ……」
「疲れマラかねえ。ま、帰ったら抜くから明日の仕事にゃ支障は出ねえよ」
 頭を掻く鷹崎の腕を、時雨は掴む。
「何だよ」
「そのまま帰る気ですか?」
 責めるような視線が鷹崎を射抜いた。
「あ? あー……」
 帰るためには電車に乗らなくてはならない。八時かそこらのこの時間、乗客は多いだろう。
「痴漢扱いされて警察でも呼ばれたらまずいですよ」
「そう、だな」
「そこの路地裏ででも抜いて帰ってください」
「はあ?」
 その発言は、あまりにも理不尽に思えた。
「路地裏で、オカズも無しに? 俺はそんな変態じゃねえぜ。抜くのにだって情緒ってもんが必要なんだよ」
 鷹崎は肩を竦めると、時雨の眼前に指を突き付ける。
 時雨は眉間に思い切り眉間に皺を寄せた。
「そ、それなら……」
 彼女は忌々しげな表情で言葉を紡ぐ。
「私が、抜いてさしあげますから」
「は?」
「路地裏なのは仕方ないと思ってください。でも、一人でするよりはマシでしょう」
 時雨は鷹崎を人気のない小道へ引っ張っていく。
「お、おい、本気か?」
 ブロック塀に背中を預けた鷹崎の前に、時雨は跪いた。
「マジかよ」
 ズボンのチャックを下ろす時雨を見て、鷹崎は諦めたように溜め息をつく。
 ――潔癖そうに見えて、やることやってんじゃねえか。
 時雨はごそごそと鷹崎のイチモツを取り出すと、彼の顔を見上げた。
 その顔は真っ赤に染まっている。
「あ、あの……、どういうふうに触ったら良いのでしょうか?」
 ペニスを握ったまま、おずおずと尋ねる時雨。
「は? 慣れてんじゃなかったのか?」
「ほ、奉仕するのは初めてで……。私とて、処女というわけではないのですよ? ただ、基本的に相手に任せ切りにしていたというか……」
 その目が忙しなく泳ぐのを見て、鷹崎はもう一度溜め息をついた。
「それなのに、抜いてやるとか言ったのかよお前は」
「仕方ないでしょう。貴方をこのまま帰すわけには!」
「あー、そうだな」
 鷹崎はやれやれと頭を掻いた。
「じゃあ、俺が言うようにやってくれよ。それならできるだろ?」
「わ、分かりました」
 時雨は頷くと、硬く勃ち上がっているペニスに視線を戻した。
「とりあえず、優しく包んで上下に擦る」
「こうですか?」
 右手でそれを握り、言われた通りに扱き始める。
「ああ、そうだ……」
 細く長い時雨の指の感触は心地良く、鷹崎は「ふう……」と息をつく。
「これだけで、良いのですか?」
「いや、ちょっと単調だな。口も使ってくれねえか?」
「はあ?」
 さすがにフェラチオには抵抗があったらしいが、
「やるって言ったのはお前だぜ? 責任取ってくれよ」
 と言うと、時雨は渋々鈴口に舌を這わせ始めた。
「苦くて、しょっぱいです」
 顔を顰めながらわざわざ味を申告する時雨に、鷹崎は笑う。
「カウパー出てきてっからな。医者なんだ、その辺の構造は分かんだろ」
「当然です」
「よし。じゃ、舐めるだけじゃなくて口に含んでくれ。刺激が足りなくてイケねえ」
「く、分かりましたよ……」
 時雨は小さな口をできるだけ大きく開けると、それを咥えた。
 鷹崎のモノは時雨が経験した中では一番大きく、勃起している今は喉を突いてくる。
「時雨の口の中、あったけえな」
「ほれれ、ろうひろと?」
 そのままの状態で、時雨は鷹崎の顔を見る。
 綺麗な顔が自分のイチモツを頬張ることで歪んでいる。
 鷹崎はごくりと唾を飲み込んだ。
 この気持ちは、征服欲のようなものだろう。
「あとは、俺がやる」
「へ?」
 鷹崎は時雨の頭を掴むと、腰を打ち付けた。
「んー! ううっ!」
 突如始まったイラマチオに、時雨は目を丸くして呻き声を上げた。
「悪いな、興奮しちまった」
 鷹崎はそう言いながら腰を振る。
「んっ、んうっ!」
 時雨の瞳から涙が零れた。呼吸もうまくできず、苦しいのだ。
 ――気持ちいいな、これ……。
 時雨にここまで負担をかけるつもりはなかったのだが、熱い口内で絡み付いてくる唾液、そして先端をきゅうきゅうと締め付ける喉を味わうと、止められなくなった。
「わりい、ほんっとわりい」
 謝罪をしつつも行為は止まらない。鷹崎は容赦なく時雨の口内を犯した。
「んぐっ! ん、ううううっ!」
 時雨は苦しそうな声と共に、鷹崎の腰を掴んで止めようとする。
 だが力の差は歴然で、ピストン運動は止まることがない。
「そろそろ、イクぞっ」
 ペニスが怒張し、脈打っている。それは時雨にも伝わっており、その瞳に恐怖の色が浮かんだ。
「くっ!」
 鷹崎は一際強く喉奥にイチモツを打ち付けると、白濁液をぶちまけた。
「んっ、ぐうううう……っ!」
 時雨の喉に、熱い精液が流れ込む。
 さすがに悪いと思ったのか、鷹崎は余韻に浸ることなく萎えたペニスを抜き去った。
「げほっ、げほっ! う、うえ……」
 時雨は噎せながら、解放された口から精液を吐き出す。
「う、く……。貴方、調子に乗り過ぎ、ですよ……」
 口元を拭いながら、彼女は鷹崎を睨み付けた。
「悪かったよ、つい興奮しちまって」
 鷹崎は時雨の口から零れた白濁液が、彼女のワイシャツや白衣を汚しているのに気付いた。
「そうだ」
 時雨の腕を掴んで立たせると、バツが悪そうに提案する。
「そのまま帰るわけにもいかねえだろ。タクシー拾って、ホテルでも行くか」
「は、はあ?」
 時雨は裏返った声を上げたが、この状態ではその申し出を受けるしかない。
「最悪です!」
 時雨の叫びが、夜の街に響いた。
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2015/09/23(水) 19:33:04|
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