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男性向け18禁小説『この涙は何のせい』

 コロシヤンの獅童と時雨の18禁エロです。
 強引だけどオチは甘いです。
 こういう甘くてぬるいエロってノーマルでも女性向けになるんですかね? どうも線引きが分かりませんが、男女なので一応男性向け扱いで。


『この涙は何のせい』

「したい」

 リビングのソファ、医学書を読んでいる時雨に獅童はもたれかかった。

「どこに死体があります?」

「いや、そうじゃねえよ」

 ガックリと肩を落とす獅童。

「この状況で死体とか、あんた仕事のこと考えすぎなんじゃねえの?」

 溜め息をつかれても、時雨は肩を竦めるしかない。

 ただ、話を逸らしたかったのだ。

 ――どうしてこういう日に限って紗々さんはいないのでしょうね……。

 紗々は人留の所に行ったまま、夜になっても帰ってこない。きっと今頃『お楽しみ』の最中なのだろう。

「なあ、俺さ、あんたとしてえんだけど」

 改めて獅童はそう言った。

「何をです?」

「セックス」

 肩を掴まれ、真っ直ぐに見つめられ、時雨に逃げ場はない。

「随分はっきりと言いますね」

 時雨はローテーブルに医学書を置き、溜め息をついた。

「もう少しデリカシーというものを……」

「そんなんどうでもいい。あんたとやりたくて、堪んねえんだよ」

「……」

 獅童の気持ちは分からないでもない。若い男と性欲が切っても切り離せないことぐらい、時雨にも分かる。

「でも、その、もう少し手順を踏んでと言いますか。こういうことは結婚してからするものでしょう?」

「あんた、処女なのか?」

 獅童の言葉に時雨は顔を赤くした。

「私とて一度や二度の経験はあります。でも……」

「じゃあ問題ねえだろ、俺とやっても」

「何でそうなるんですか!」

 怒鳴ってももう遅い。時雨は獅童に押し倒されていた。

「我慢できねえんだ」

 獅童の手が時雨のワイシャツを乱暴に引っ張り、ボタンが飛ぶ。

 白い肌が外気に晒され、時雨は危機感を覚えた。

「ねえ、やめてください。ここ、ソファですし」

「ベッドならいいのかよ」

「そういうわけじゃ……」

「それならどこでやってもいっしょじゃねえか」

 獅童の節くれ立った指が、時雨の肌を這う。

「んっ!」

 普段触れられることのない肌は敏感で、時雨は上がりそうになった嬌声を必死に飲み込んだ。

 ――流されてはいけない。でも……。

 獅童の欲望は濁流のように激しく、なす術もなく飲み込まれてしまう。

 男と変わらない平たい胸を撫でられ、抵抗しようとした手から力が抜けた。

「あんたの肌、綺麗だ。白くて、すべすべで……」

 いつもの様子からは考えられないくらい、優しく肌を撫でる獅童。

「あ……、駄目、です……」

 拒絶の言葉に力は入らず、時雨は目の縁に涙を溜めた。

 獅童は時雨の胸の突起を転がし始める。淡い色をした敏感なそれはすぐに硬度を増し、勃ち上がった。

「ここまできたら、あんたもやめられねえだろ?」

「そんな、ことは……。ひっ、くうっ!」

 両の乳首をきゅっと摘まれ、時雨は唇を噛んだ。

「我慢すんなよ。声、出していいんだぜ」

 獅童はそう言って、時雨の首筋に舌を這わせる。

「いや、です……。恥ずかしいからあ……」

「そんなねだるような声でいやとか言っても、説得力ねえんだよ」

 口角を上げた獅童の右手が時雨の下半身に忍び寄る。

 ズボンの上からでも股間が湿っているのが分かった。

「なあ、こんなにしといて、やめてとか言わねえよな?」

 獅童は時雨のズボンを下着ごとずり下ろした。そして、その両足を肩にかける。

「や、こんな格好……」

 隠そうとする手を掴み、自らの濡れそぼった秘部を触らせる。

「ほら、こんなに濡れてんだぜ。分かるだろ?」

「言わないで、ください……」

 時雨は顔を真っ赤にし、溜まっていた涙を零した。

 諦めたのか、それとも快楽に堕ちたのか、もう抵抗する気はないらしい。

 獅童は時雨の手を解放すると、そこに人差し指をつぷりと差し込んだ。

「ひあっ!」

 もう声を抑えることはできなかった。ぐちゅぐちゅと膣内を掻き回され、薄い唇から高い声が漏れた。

「あっ、あっ、ひうっ!」

「いい反応だな。もっとよがれよ」

 指を増やすと、時雨は喉を逸らし声を上げた。

「はあっ、も、や……」

「やだとかやめてとか、もう聞き飽きた」

 獅童は二本の指を激しく出し入れし始めた。

「んんっ!  あっ、あー!」

 局部が奏でる淫猥な音に、時雨は耳を塞ぎたくなる。しかし両手は何かを掴もうとしてソファの表面を滑るだけだ。

「中、ぐっちょぐちょだ。もう本番いっていいよな?」

 愛液に塗れた指をぺろりと舐め、獅童は自らのジーパンのチャックを下ろす。

 硬く勃起したペニスを秘裂に添えられても、時雨はすぐに反応できなかった。

 気付いた時には、にゅぷんっと音を立てて挿入されている。

「ひいっ! な、中に、入ってきて……っ、ああっ!」

 時雨は叫び声を上げたが、嫌がっているという声音ではなかった。そこにあるのはむしろ女としての悦びだ。

「あー、時雨の中、すげえ気持ちいい……」

 絡み付く肉壁に、獅童は満足げな声を上げる。

「んんっ、くう……、あっ、あ……」

 時雨の手が宙を掻く。それはまるで助けを求めているかのようで、獅童は指を絡め、握り締めた。

 すると時雨はどこか安心したような表情を見せる。

 それが可愛く思え、獅童のモノは更に硬度と質量を増した。

「あっ、そこ、ごりごりされると……、らめ、頭が、ふわふわするう……!」

 時雨は譫言のように快感を伝える。蕩けた表情からも、先程までのような拒絶の意思は伺えない。

「あんた、すげえ可愛い……」

 獅童はニヤリと笑い、貪るように腰を動かした。

「あっ、ああっ! も、くる……、なんか、きちゃいますう!」

「イケよ、俺も、イクから」

 ボロボロと涙を零す時雨の手を強く握り、獅童は一際強く腰を打ち付けた。

「くううんっ!」

 子宮に熱い精液をぶちまけられ、時雨は達したと同時に意識を失った。



「私は確かに嫌だといいましたよね」

 服を整えた時雨は、じっとりとした瞳で獅童を見る。

「途中までじゃねえか」

「嫌だと言ったらそこでやめるのが筋というものでしょう!」

「あー、悪かったよ。でもあんた、ちょっとぐらい強引にしないといつまでたってもやらせてくれねえじゃん」

「だからってこんな……、強姦紛いの……」

 時雨の目から涙が零れ、さすがの獅童も罪悪感を覚えた。

「な、泣くなよ! ほんとに悪かったと思ってっから!」

「それなら今すぐ帰ってください!」

「わ、分かった……」

 慌てて部屋を後にする獅童を見送ると、時雨は涙を拭い溜め息をついた。

「泣きたくもなりますよ……。こんなにも素直になれない自分に」
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2014/09/16(火) 21:23:15|
  2. 没小説
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